チョイチョイしてしまうもの
1 小物類
猫がよくチョイチョイしているのは、小さなものが多いです。猫の手のサイズくらいのものでしょうか。ペットボトルの蓋、ペン、電池などの小物を触って遊ぶのが好きなようです。手でチョイチョイして掴もうとしたりもします。これらは、猫の口に入ると危険なので注意しましょう。
2 ひも状のもの
くねくね動いたり、ひょろひょろ動いたりするひも状のものも、チョイチョイする癖があります。猫の目の前に紐をやると片手で紐と戯れて遊びます。
紐を爪で引っ掛けてカミカミすることもありますよね。猫が紐を口の中にいれたら、目を離さないようにしてください。噛んでいるうちにどんどん奥へ入ってしまい注意が必要です。
3 動くもの
猫の目の前で動いたりするものは、手で確認します。止まったと思えば、また動くと「気になる」ようです。「おい、生きてんのか?」とチョイチョイして確認しているのでしょう。カーテンが揺れたり、ぶらさがったものが揺れたりすると気になってしまいます。
4 邪魔なもの
棚の上のものをよく落としますよね。どれだけ戻しても落とされてしまい、手がかかります。悔しいことに、猫は手をかけずにチョイチョイと落とします。ここにあると邪魔なもの、猫が通る所や座りたい所の邪魔だと思うのは、チョイチョイされてしまいます。
5 新しいもの
お家に、猫の見たことない真新しいものが登場したら、チョン→チョイ→チョイチョイしてしまいます。向こうもどう動くかわからないときは、猫も構えてしまいます。「何だこりゃ」と言う気持ちなのでしょうね。
6 猫の顔や体
「向こう行って」「辞めてよ」と、猫が相手の猫にしているのをよく目にします。少し体を引き気味にして、目を細めてチョイチョイしています。あまりにしつこいと、ネコパンチの勢いで激しくなることもあります。
7 飼い主の顔
猫に顔をチョイチョイされたことありませんか?飼い主さんの頬や鼻などに軽く触ってきます。時には、叩かれているように「バシバシ」されてしまいます。何か要求でもあるようですね。
猫がチョイチョイする心理
1 遊びたい
猫は一人で遊ぶのも上手です。何かを見つけて遊び道具にしてしまう所があります。小物やおもちゃは、猫にとって遊びやすいものなのでしょう。退屈したときや遊びたいときに飼い主さんにチョイチョイしてくることもあります。
2 好奇心
いくつになっても、子供心を忘れないと言えるでしょう。猫は大きくなっても好奇心があります。動くものを見ると、つい飛びつきたくなるようです。猫の目は動いたものがよく見え、反射的に捕らえたくなるのです。
3 気になる
好奇心と同じ気持ちで、気になると触りたくなるようです。見ているだけでは「これが何者かわからない」「どんな動きするのか気になる」などと対象物を偵察しようとします。
4 迷惑
チョイチョイしてものを退かせるのは、迷惑と思っているようです。私が机の上に置いて作業をしていたら、チョイチョイして寝場所を確保します。「ここにあると邪魔なんだよね」と言う感じで迷惑そうな態度を取られてしまいます。
5 怖い
猫は知らないものに対しては、すごく警戒心を抱きます。なので、新しいものを怖いと思ってしまいます。知らないものは、まず危険と判断して恐る恐る近づこうとします。
なので触り方も「動くの?」「生きてる?」と言った気持ちで触っているのでしょう。獲物を捕まえたときに、まだ生きているかを確かめるためにする、習性からきているようですね。
6 抵抗
「辞めてほしい」と言う気持ちのときに手を使います。手で相手に意思を伝えているのでしょう。「あっちいって!」と手で追い払う感覚と同じようですね。飼い主さんにも顔を近づけると「いや!」とチョイチョイされることもあります。
7 好き
飼い主さんにチョイチョイするのは、好きだからと言えます。構ってほしいときや寂しいときに「ねぇねぇ」と触ってきます。
お腹が空いたり、要求があったりするときも「聞いてる?」と触ってきます。飼い主さんに触れたくなる気持ちもあるのでしょう。猫が触ってくるのは、飼い主さんに好意があるからだと思います。
まとめ
猫がチョイチョイしたくなるものを挙げてみました。猫の手はほんとに愛らしいですよね。座ってるときのふっくらした手、たまに見える肉球、必死に掴もうとする手を見ているのだけで癒されますよね。猫に顔をチョイチョイされたら、飼い主さんも指でちょんとしてあげましょう。