猫が飼い主に腕枕をされるのは
猫が飼い主さんの腕枕や手に、顎を乗せて気持ち良さそうに寝ますよね。子供のような寝顔にも見えて愛おしくなります。
猫が飼い主さんに腕枕をする理由は以下の4つです。以下について、ひとつずつポイントを説明してみましょう。
· 母猫、親のように甘えたい存在
· 飼い主に信頼をもっている
· 縄張り意識の主張
· 温かくて気持ちいい
4つのポイント
1 飼い主に甘えたい
猫が飼い主さんに腕枕をするのは、母猫に甘える子猫のような感覚です。母猫に守られてすやすやと寝て育った猫は、飼い主さんに腕枕をされると安心するようです。
猫に腕枕をする時のポイントとしては、安心感を与えてあげるのが大切です。猫が腕の中で落ち着けるようにしてあげましょう。腕が疲れるまでは、あまり動かさないようにしてあげましょう。
2 スキンシップで信頼関係をつくる
飼い主さんに腕枕をする猫は、信頼関係があるから安心して寝る事ができるのです。腕で寝てもらうには、まず猫との信頼関係を築くことが大切です。
少しずつでも、飼い主さんが猫とスキンシップをとるようにすると、猫の方から信頼を寄せてくれるでしょう。腕を伸ばして「ここは安心できる場所」と言うことを教えてあげるのも良いですね。
腕枕してくれたら、猫の鼻やおでこを優しく撫でてあげましょう。
3 猫の不安を安心に変える
猫が飼い主さんに腕枕をしたがるのは、不安な気持ちもあるようです。不安からくる気持ちを、安心に変えてあげましょう。腕枕をすると気持ちが楽になるようです。
猫が腕枕をされた時に、顎をのせてきますよね。猫の顎には、においをつけるフェロモンを分泌する部分で猫の急所でもあります。
猫の急所を飼い主さんに預けるのは、それだけ信頼している証なのでしょう。そして、飼い主さんに自分のにおいをつけて「自分のモノ」と主張したいのです。
4 猫のスペースをあけておく
飼い主さんの腕の温もりが、猫は温かくて気持ちが良いのでしょう。寒い時には、布団に入ってきて飼い主さんに腕枕されながら、寝るのがベストポジションのようです。
腕枕をする時に、猫が寝るスペースがないと来てくれません。「布団に入りたいのに入れないな」と思うと、他に暖かそうな寝床を探してしまいます。猫は布団に入って、飼い主さんの腕を枕にしたいようです。
猫がいつ来ても大丈夫なように、布団に潜れる穴を開けておきましょう。
腕枕を止めたい時はどうすればいい?
可愛い愛猫の為と思っても、何時間も腕を伸ばしていたら疲れてきます。腕枕でゆっくり寝ている猫を、なるべく起こさないように心がけたいですよね。対処法と言えるかわかりませんが、できるだけ気を使うのが良いのではないでしょうか?
猫を撫でながら腕を離す
猫は、腕枕をされて安心して寝ているので、そっと離すようにしてくださいね。猫が起きてしまったり、怖がって逃げてしまわないように、優しく顎を撫でてゆっくり手を抜きましょう。
他の物で代用する
飼い主さんの腕枕の高さになる物で代用しましょう。タオルや枕などを猫の顎にそっと置いてあげましょう。
ぐっすり寝ていたら気づかない
いびきが聞こえるほど寝ていたら、腕を引いても気づかないかもしれません。深く眠っているようであれば、一瞬起きてもすぐに寝てくれるでしょう。
気にしないで止める
腕が痺れたり、疲れたら止める人もいます。飼い主さんのやり方があると思います。いつもこうしていると言う飼い主さんは、気にせずに疲れたら腕枕を終了するようですね。
まとめ
猫に腕枕をする時のポイントをあげました。猫に腕枕を要求されたら、一言で言うならば信頼されている証なのです。
飼い主さんの中にも、猫が腕枕をしてくれるのを待っているようです。猫が腕枕をしてくれる喜びを噛み締めましょう。猫に腕枕をする時は、ポイントを思い出して見ましょう。