1 「ただいま」と一声かけてあげましょう
猫も飼い主さんが帰るのを、ひたすら待っていたことでしょう。帰ったらまず、猫に「ただいま」と優しく声をかけて安心させてあげましょう。決して、猫の存在を無視するような行動は避けてあげてください。すぐに着替えたり、椅子に腰をおろしたりする前に、猫に目を向けてあげてくださいね。
2 「留守番ご苦労さま」と撫でてあげましょう
飼い主さんが帰宅して、玄関まで出迎える猫もいれば、寝床から動かない猫もいます。ツンデレな猫も、飼い主さんが帰ってきたことに嬉しい気持ちでいることでしょう。「ただいま」と同じように、気持ちが伝わる行動をしてあげるのは大切です。「お留守番ご苦労さま」「お留守番できて偉かったね」「待たせてごめんね」と言う気持ちを込めて、猫に触れて愛情を伝えてあげましょう。
3 猫に変わった様子がないか確認しましょう
疲れて帰ってきても、猫のことを忘れてはいけません。いつも通りに元気な猫が待ってくれているのが当たり前に思っていますが、留守中に何があるかはわからないものです。必ず帰宅したら、猫に異変がないかをチェックしてください。もちろん、いつも通り元気であれば何も問題はありません。
4 猫のスリスリする時間をあげよう
飼い主さんが帰ってきたら、猫は足元などにくっ付いてスリスリしてくるでしょう。その間、飼い主さんは終わるまで待ってあげましょう。外から帰ってきたら、匂いが変わってしまっているのでしょう。猫は飼い主さんに自分の匂いを付ける仕草と「おかえり」がワンセットになっているのです。これをしないと猫は安心できません。追い払ったり、逃げたりするのは辞めてあげましょう。
5 ご飯をあげましょう
ご飯の時間を過ぎて帰ることもあります。お腹が空いて待っていた猫に、まずはご飯をあげましょう。猫は時計を見なくても、時間を体内時計の習慣から行動をしています。時計を見ると、猫の感覚と一致しているのに驚くことがあります。「飼い主さんが帰宅するとご飯♩」と体内時計が設定されている場合は、楽しみにして待っています。帰宅したらご飯を優先してあげましょう。
6 遊んであげましょう
飼い主さんが帰ってくると、猫も遊んでもらえると思っているようです。一人でつまらなかった様子や、昼寝して体力が回復しているようです。飼い主さんに「構ってもらえる!」「遊んでもらえる!」と大喜びで出迎えてくれています。疲れて帰ってきても、猫の相手をしてあげましょう。
7 お土産を渡しましょう
長い時間、猫にお留守番をさせてしまったときは「申し訳なかった」と言う気持ちと手土産を渡しましょう。きっと猫も「もう会えないかもしれない」と不安に思っていたかも知れません。猫を不安に思わせたぶん、好きなおやつなどのご褒美をあげて許してもらいましょう。
8 トイレのチェックをしよう
帰ってきたら、猫がやってほしいと思っていることを推測しましょう。スキンシップも大切なのですが、トイレの掃除を待っていると言うこともあります。トイレが汚くて我慢している可能性もあります。トイレの中を確認して、排泄物のチェックも忘れてはいけません。
猫が何らかの理由で、トイレ以外で粗相をしてしまうことがあります。トイレが汚い場合や、分離不安や、ストレスなどの理由から粗相をしても、叱らないで「可哀想なことをさせた」と思ってください。猫が何かを伝えたいから粗相をすると思うようにしましょう。
まとめ
飼い主が帰ってきたら猫にまずやってほしいことをあげてみました。猫が迎えに来ないで寝ている場合でも、声をかけたり顔を見にいったりするのは必要なのでしょう。具合が悪くて出迎えに来られなかったなら、なおさら猫を確認する必要があります。
猫が飼い主さんを待っているのは、お腹が空いたと言う理由だけではなく構ってほしいなどの気持ちもあるのです。きっと猫も、飼い主さんの行動から心を開いてくれることでしょう。