子猫を発見、保護しようと決めたら
屋外で子猫を見かけたら、皆さんはどうしますか?可愛いと思いながら通り過ぎますか?
それとも、気になり足を止めますか?
小さな命を無視して通り過ぎるのはできずに、保護しようと決める方もいるかと思います。
もし、子猫を保護したらやってほしいことを簡単にご紹介します。
確認
もしかすると、母猫が近くにいるかもしれないので、周りを探してみましょう。
また、飼い猫かもしれないので、周りに住宅があれば、飼い猫かどうか確認した方がよいでしょう。
保護したあと
飼い主も見つからず、母猫もいない場合は、一旦保護して連れて帰ります。
病院へ行けるならすぐ連れていき、ノミ・ダニの駆除や血液検査をして病気に感染していないか調べる必要があります。
もし病院へすぐに行けない場合は、自宅に帰ってから優しくタオルで拭いてあげてから身体を温めてあげて、落ち着いたらご飯をあげるとよいでしょう。
先住猫や犬がいる場合
保護して自宅に連れて帰ったら、先住猫や犬が居る場合にはまず、子猫を隔離して世話をするようにしてください。子猫が病気に感染していることもあるので気を付けましょう。
子猫の世話
もし、生後間もない子猫だと、自分で排泄することもご飯を食べることもできません。
ですので、保護主さんが母猫の代わりに排泄の手助けをしなくてはいけません。
ティッシュペーパーや脱脂綿をぬるま湯で湿らせて、肛門や陰部の周辺を優しくトントンと刺激してあげるとよいでしょう。
自力で排泄できそうな子猫なら、小さな箱に猫砂やペットシート、または新聞紙を敷いておきます。
ご飯は生後1か月までの子猫には子猫用のミルクを購入して、シリンジや哺乳瓶であげることをおすすめします。2、3時間に1回ペースで少量を根気よく飲ませてあげてください。
人間の赤ちゃんと同じですね。
2か月頃からは離乳しますので、子猫用のフードへ切り替えていきます。
子猫のうちは栄養価が高いものがよいので子猫用を与えましょう。
子猫の里親を探す場合
もし保護したあと、ご自宅で飼えない場合は早めに里親探しをしましょう。
成猫よりも子猫の方が里親さんも見つかりやすいでしょう。
探す方法としてはいくつかあるのでご紹介します。
- 動物愛護センターに相談する
- 動物保護団体へそうだんする
- SNSに里親探しの募集をかける
- 近所で人の多い場所へチラシを貼らせてもうらう(スーパーや動物病院など)
- 近所の知人や友人に声をかける
まとめ
もし里親探しをする際は、二度と子猫が捨てられることのないように、慎重に里親を選んであげてください。
里親さんになるための条件として、室内飼いができるかや猫を飼える環境がととのっているか、終生責任を持って飼っていただけるかなどの確認は必要でしょう。
幸せになれる猫たちが増えるように、私たちにできることをしていきましょう。
女性 匿名
近くに母猫がいない場合でも多くの場合は食事をするために離れているだけだと思っていますから、勝手に子猫に触れて母猫に育児放棄されないよう気を付けています。
しかし、どう見ても人間が捨てていったように思われる場合や、烏などが捕獲して巣に持っていこうとして落とした場合など、様子見をしている場合じゃない事もあります。
でも、可哀想な子猫を全て飼うことは出来ませんし、動物愛護センターは遠くて届けることが難しく、信頼できる保護団体も知りませんので警察に持っていきます。
日本にもドイツのティアハイムのような安心して子猫を預けに行くことができる保護団体が出来たら良いですね。
20代 女性 茶々
声のする方を探したところ、草や枯木等に隠れたクロネコが描かれた段ボール箱が。
出来ればこのクロネコさんの鳴き声なら世紀の発見となり良いのですが、残念ながらそんなことは無さそうなので固く閉じられている蓋を少し開けて覗いてみると、元気に鳴いている幼猫6匹。
どうみても生まれたて。
そして捨てられたばかり。
せめて母猫も一緒なら生きていけるかもしれませんが…。