猫は我慢強い?粘り強い性格になった4つの理由

猫は我慢強い?粘り強い性格になった4つの理由

猫はあまり公にはしていませんが、我慢強いようです。猫自身に、我慢していると言った感覚がないのでしょう。人間から見れば我慢強い猫の様子が伺えます。どんなところに我慢を感じるか紹介しましょう。

猫が我慢強いのはなぜ?

1.敵に弱みを見せないため

爪研ぎの上で丸まって休む猫

猫は、我慢強い動物と言われています。痛みを隠してしまうのは、敵に襲われないようにするためです。弱い自分を見せると、敵に狙われてしまうので痛みを本能的に隠すのです。

野生の猫に限らず、家猫も同じように痛みを悟られないようにしてしまいます。こうすることで何が問題になるかと言うと、猫の病気に気付いたときには、進行していることが多くなるのです。我慢強い猫は、飼い主からすれば、痛みや苦しみを見破らないといけないと言えるでしょう。

2.猫はもふもふだから

ストーブの前で座る猫

猫は熱いと感じる温度も少し鈍感ですよね。よくストーブで焦げてしまった猫も多々いるようです。

火や熱などを感じるのに時差があるのは、熱さに鈍感だという訳ではなく、皮膚がたくさんの被毛で覆われているからです。なので、猫にはストーブやコンロは、毛が焦げるだけでなく猫が火傷してしまうので危険です。

3.我慢強いのは狩りをしてきたから

テーブルの上のネズミを狙う猫

猫が我慢強いのは、待ち伏せ型の動物だからです。人間からすれば、相手の反応を見て無理なら諦めるなどしますが、猫は違います。

すぐに諦めてしまうと生きていけないからです。獲物を獲るまでは諦めない、必ず獲物がくると信じて待ち続ける精神力があるようです。猫は、何時間でもその場から離れずに待ち続ける我慢強い猫なのです。

4.猫はプライドが高い

凛々しい表情の長毛猫

我慢をしているのは、無理をしているのではないでしょうか?

猫が我慢強いと思うのは、プライドがそうさせているのではないかと思います。負けを認めたくない、自分が優位に立ちたいなど、勝てると思う相手には、とことん挑もうとします。

プライドがあると、素直になることができなくなってしまうのでしょう。遊びの仲間に入らない、食べ物を口にしないなど、ストレスを感じながらもプライドを守ろうとするのでしょうね。

猫が我慢するシチュエーション

こちらを見上げて座る茶トラ猫

要求をのむまで居座る

猫は我慢強く、辛抱強い動物です。ご飯をもらえるまでは動かない、遊んでくれるまで寝ない、扉が開くまで鳴き続けるなどと言った行動をします。

他の猫とはおもちゃを共有しない

猫は反射的に、動く物を見ると興味を惹かれてしまいます。飼い主が猫を遊びに誘おうとして、おもちゃで誘惑します。目を丸くして、興味深々で近寄ってきたのですが、遊ぼうとしません。

なぜなら先に、他の猫がおもちゃで遊んでしまったからです。

気になる気持ちを持ちながら、遊びに参加せずに我慢してしまいます。一説では、猫は争いを好まない生き物といわれていますので、同じおもちゃでもめたくない、相手を傷つけてしまうかもしれない、といった心理が働くようですね。

猫はお腹が空いても誘惑に負けない

猫の性格には、頑固な猫がいます。一度決めたら曲げない性格とでも言いましょうか。

頑固な性格なため、きっと臨機応変などは通じません。ご飯が気に入らない、知らない人がいる、新参者が家族に加わったなどのストレスになる要因があると、「ぷい」っとふてくされてしまいます。

どれだけお腹が減っていても、一切食べようとしない場合があります。

まとめ

毛づくろいをしている猫

猫が我慢強いか?についてご紹介いたしました。何でも我慢強いのは、何のメリットもありません。猫は痛みに鈍感な印象もあるけれど、痛みを隠してしまうのが本質です。

角にぶつけても、平然と走り去っていく姿には、「痛みがバレてはいけない」と思いながら、気持ちを隠してしまうのでしょう。痛みを表に出してくれないと、病気で痛みがあるときにも気づけないのが難点です。

いつもと変わらない様子でも、患部をしきりに舐めていたり、動作が違ったりすると感じてあげないと悪化していきます。飼い主さんが、猫の痛みを見抜いてあげるように心がけたいですね。

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