出会い
里親募集サイトで「玄関前にへその緒付きの赤ちゃん猫が捨てられていた」という記事を見つけました。
我家の愛猫が1歳の遊び盛りであった為、ちょうど遊び相手が欲しいなと思っていた私は、すぐに保護主さんに連絡を取りその子を引き取る事になりました。
子育てって大変
事前に動物病院に相談して仔猫用ミルクなどを購入し、ベッドや温度計なども用意し準備万端!のはずでしたが。
ネズミ?猫?

産まれて数日しか経っていないヘソの緒付きのその仔猫は、まだ目も開いていないし毛並みもフワフワではないし、まるでネズミのようで触るのが怖いくらい。
「小さくて可愛い~」なんて言える心の余裕はありませんでした。
「知ってる」と「出来る」は大違い

昔、猫が出産&子育てしている様子を間近で見ていた経験があり、私にはバカな自信がありました。
しかし、こんなにも小さな赤ちゃん猫の育て方なんて、書店で買った「猫の飼い方」本には載っておらず、いざとなると分からない事だらけ。
結局、ネット検索して辿り着いた、動物ボランティアさんの体験ブログがとても役に立ち助けられました。
寝ずのお世話

人間の赤ちゃんと同様に、2~3時間毎のミルクやりと排泄のお世話が必要。
まだ子猫用の哺乳瓶も使えないくらいに小さな赤ちゃん猫。目薬サイズの容器にほんの少量だけ猫用粉ミルクを溶いて飲ませるのだけれど、誤嚥でもしたら命取り。
家族で昼夜を交代してお世話しようと決めたものの、ちゃんと育つか心配で、結局みんなして睡眠不足になりながらも付きっきりで見ていました。
赤ちゃん猫の成長
日に日に成長する赤ちゃん猫。

まだまだ猫らしくない変な生き物だけど、我が家にとってはかけがえのない存在になりました。

現在の愛猫
健康にすくすくと成長してくれた愛猫。

もうオバサン世代のはずなのだけど、母猫に甘えられなかった為か、ゴロゴロ~スリスリ~といつまでも甘えん坊です。
まとめ
うちに来た猫は幸運にも無事に成長してくれましたが、一緒に捨てられていた兄妹猫の中にはすぐに死んでしまった子もいるそうです。
「猫が好き」「可愛い仔猫を飼いたい」というだけでは務まらない、精神的にもハードな日々を経験させてもらいました。
50代以上 女性 たまにゃん