泣ける猫の漫画1.トラジマのミーめ
松本零士著「トラジマのミーめ」も切なく泣ける猫の漫画です。
松本零士は銀河鉄道999やキャプテンハーロックなどSFでも有名で、人間界に危機を問いかける手塚治虫のような内容を描く漫画家でもあります。その松本零士が猫を主役にしたこの漫画は、本当に泣ける一冊です。
懐かしい昭和の空気も漂う中トラジマのミーくんが、一生懸命に過ごした日々など、他の猫との関わりが描かれています。猫たちの楽しく哀しく切ない泣ける漫画です。
泣ける猫の漫画2.おじさまと猫
泣ける猫の漫画第一位は、やはりツィッターで有名になった桜井海著「おじさまと猫」ではないでしょうか?
亡くなった奥様の「猫を飼わない?」という言葉を心に残したロマンスグレーの神田先生と、エキゾチックショートヘアのふくまるの出会いからが描かれています。
売れ残ってしまったエキゾチックショートヘアのふくまるが、神田先生に引き取られていくシーンも感動的ですし、一緒に暮らしていく瞬間瞬間も泣ける猫の漫画なのです。
ふくまるのペットショップでの寂しい気持ちが余計に涙を誘うのかもしれません。保護猫もペットショップの猫も、皆新しい自分だけの飼い主との生活を夢見ているのですね。
泣ける猫の漫画3.ペン太のこと
片倉信二著「ペン太のこと」も泣ける猫の漫画です。漫画家夫婦の間に来ることになったペン太というアメリカンショートヘアの女の子の猫が主役です。
ペン太を始め、妹分のポン太、男の子の金太、売れ残ってしまっていたロシアンブルーのはむやんという4匹の猫たちの賑やかな楽しい暮らしが漫画に描かれ、最後はペン太が天に召されます。
通常の猫との穏やかな暮らしから、徐々にペン太とのお別れに近づくごとに涙が止まらなくなる重く泣ける漫画です。
泣ける猫の漫画4.猫の街の子
モリエサトシ著の「猫の街の子」です。
何時代かわからない不思議な雰囲気の街が舞台です。猫の街で人間と猫が、お互いに思いやりながら暮らしています。
猫が完全に主役ではありませんが、白い猫をお母さんと慕う小さな男の子を、猫街の人たちは大切にしています。切なく泣ける漫画です。
泣ける猫の漫画5.長い長いさんぽ
須藤真澄著「長い長いさんぽ」です。
ゆずという飼い猫が16歳で他界するときに、飼い主の様子に哀しく泣ける漫画です。飼い主は猫の死に際に遭うことがほとんどですが、大切な愛猫の死はなかなか受け入れられないものです。
多くの飼い主に起こるであろう「愛猫の死」を迎えた状況をそのまま描いている泣ける漫画で、涙なしには見ることができません。
泣ける猫の漫画6.ねこじぞう
池田さとみ著「ねこじぞう」も泣ける猫漫画です。
亡くなった猫に会えると言われるお地蔵様である「ねこじぞう」には、多くの人々が訪れます。
そして皆、人間に姿を変えた飼い猫に出会い、飼い猫の気持ちを聞き救われて帰っていきます。
12編のストーリーが人間と猫の気持ちを近づけていきます。
12のストーリー随所に泣ける所があり、漫画全編に一本の繋がりがあります。
泣ける猫の漫画7.俺つしま
おぷうのきょうだい著「俺 つしま」は、人間のような猫たちと人間との関わりの漫画です。
主人公のつしまは、ツシマヤマネコに似ているためにつしまと命名されました。
登場する猫たちがそれぞれに個性的であり、クスッと笑え少し泣ける非常にリアルな猫との距離が描かれています。Twitterで有名になった泣ける猫漫画です。
泣ける猫の漫画8.夏目友人帳
緑川ゆき著「夏目友人帳」も泣ける漫画です。
主役の夏目は「妖怪が見える」という特殊な能力があるために、小さな頃から辛い生活を送っていました。
ニャンコ先生と呼ばれる猫の正体は、怖い妖怪ですが表向き猫の形をして高校生の夏目を結果的に助けていきます。
夏目を取り巻く様々なエピソードに泣ける猫の絡む漫画です。
表向き猫であるニャンコ先生の存在もかなり大きいです。
泣ける猫の漫画9.お父さんチビがいなくなりました
西 炯子著のハートフルストーリーです。
主役である44年連れ添った老夫婦の飼い猫であるチビが老夫婦の離婚危機を察したのか家を出てしまいます。
本当は愛し合っている老夫婦ですが、愛の迷宮に入り込み末娘の恋愛も絡め、最後はハッピーエンドになります。女性の気持ちが繊細に描かれている泣ける漫画です。
名脇役の飼い猫チビの存在も光ります!
まとめ
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泣ける猫の漫画が今話題!人気作品9選についてお伝えいたしました。
気になる漫画はありましたでしょうか?
「おじさまと猫」は、ツイッターで読み書籍販売と同時に購入してしまいました。
泣くという行為は人間に新しい力を与えてくれます。
泣ける部分もお読みになる皆様各々で違うとは思います!が、このたびご紹介の泣ける猫の漫画で思い切り泣いてみてはいかがでしょうか?