猫の遺品の保管期間
猫の遺品はどのくらいの期間、保管しておけば良いのでしょうか?
1週間程度
葬儀や埋葬が終わって一段落した1週間程度後に遺品を整理する方も。猫が亡くなってバタバタして、遺品整理にまで手が回らない場合でも、1週間ほど経てば落ち着き、整理する余裕が出てきます。
また亡くなった直後は遺品を残そうと思っていても、やはりそれらの品を使う猫がいないのが寂しくて、整理を決意する飼い主さんもいます。
数年で
猫が亡くなると、ペットロスに陥って立ち直るまでに時間がかかるケースもあります。そんなときは遺品を整理するまで数年掛かってしまうことも。
ペットロスから立ち直り、遺品を処分することで気持ちに整理がつき、前向きに進んでいけるようになることは多いです。
飼い主さんの気持ちの整理がついたら
猫の遺品を整理しなければいけない、と言う決まりはどこにもありません。つまりは、飼い主さんに委ねられていると言うことです。
遺品を手放す気になったとき、手放せば良いのです。ただ誰かに「もう整理したら?」と言われると、ちょっと恨めしい気持ちになることがあるので注意してください。
亡くなった後すぐに整理する人も
残念ながら、猫が亡くなってしまった後、すぐに遺品を整理すると言う飼い主さんもいます。大抵は首輪やおもちゃなどの小物だけは残して、ベッドやキャットタワー、ケージなどは整理しているようです。
残っているとどうしても、猫がいつもいる場所にいないのが辛く感じてしまうから、と言うのが理由です。
どう整理すれば良い?
猫の遺品を整理するのに困ったときの方法をお伝えします。
1.寄付する
まだ使えるものは、知人や保護団体などに寄付すると良いでしょう。猫を飼っている知人であれば、必要なものがあるかもしれません。
保護団体では、寄付を募集している品目が、ホームページなどに記載されていることがあります。もし該当するものがあれば、保護されている猫たちに使ってもらいましょう。
保護団体に寄付する際、送料は自分持ちになることが多いので事前に確認しましょう。
2.痛み具合により破棄する
故猫が使い込んでいてボロボロ、もしくは使える状態ではないときは、残念ですが破棄するのがオススメです。たとえ譲ったとしても、他の猫の匂いがガッツリと付いていると、猫が嫌がって使ってくれない場合もあります。
3.リメイクして使う
首輪などをリメイクして使う飼い主さんも。手芸が得意な方は、こうした使い方をしているようです。故猫の温もりが感じられて良いかもしれませんね!
4.次の猫のために取っておく
猫のグッズを全て揃えるには、結構費用がかかります。新しい猫を迎えるときのため、消毒や洗濯をして、取っておくのも良いでしょう。
次に猫を飼う予定はなくても、やっぱり飼いたくなる場合も多いです。そのときに備えて保管しておくのも良いのではないでしょうか?
まとめ
猫の遺品整理に、決まりはありません。だから余計に困ることもあるかもしれませんが、飼い主さんのしたいようにするのが1番でしょう。
ただ、ずっと遺品を持っていると、猫への未練がなかなか断ち切れない場合があります。飼い主さんが悲しんでいると猫が心配して、いつまでも旅立てないと言います。
故猫のためにも思い切って整理する勇気が時には必要かもしれません。