交通事故で顎を骨折した子猫を助けるも、安楽死をすすめられ...

交通事故で顎を骨折した子猫を助けるも、安楽死をすすめられ...

高速道路の端で、ある女性が子猫を保護しました。その子猫の顎を骨折していました。動物病院に連れて行きましたが、獣医師は安楽死をすすめてきました...

あごの骨を骨折した猫

ある女性が顎の骨を骨折した子猫を保護しました。

女性はすぐに子猫を動物病院に連れて行きました。

しかし、獣医師は、この子の顎はどうすることもできないと告げました。

感染症

顎の負傷が引き起こしてしまった感染症は、子猫の顔を膿と血で染めていました。

子猫の口は開いたままで舌は出っぱなしになっていました。

安楽死

女性はこの子猫を、高速道路の端で見つけました。

獣医師は、子猫を安楽死させることを提案してきました。

女性は、安易な決断を今するべきではないと、それを拒絶しました。

女性の名前はメリッサ、彼女はこの子猫がまだ生きたいと思っていることがよく判っていました。

喜び

子猫を高速道路で拾って車に乗せて動物病院に連れてくる時、子猫はずっとメリッサにすり寄ってきたそうです。

子猫は、メリッサが自分を見つけてくれたことがとてもうれしかったのです。

子猫は、まだ顎の手術するには小さすぎました。

食欲

メリッサは子猫に、缶フードを与えてみました。

すると子猫は、1缶すべて平らげたそうです。

表情

メリッサは子猫のことを『Smeagol』と名付けました。

彼を自宅に連れて帰った時、子猫の両目は大きく開かれ、明るい表情になったそうです。

完治

Smeagolの顎の骨は、2~3カ月後に自然と治癒したそうです。

手術など必要ありませんでした。

彼は食欲も旺盛でとても健康的な猫でした。

家族

Smeagolはメリッサの5匹の先住動物たちと仲良く暮らしています。

メリッサももう彼無しの生活は考えられないそうです。

最後に

猫を保護した人がもしも別の人だったら、獣医師の言うがままに安楽死を選択していたかもしれません。

米国の獣医師は、自分が治療できないと判断した動物たちに対しては、飼主に安楽死を勧めてきます。

「このまま苦しみをともなって生かしておくよりも、安楽死を選んで苦しみから早く解放してあげるのも飼主さんの愛情だ」と言ってくる獣医師は珍しくありません。

でも、今回のように自然に治癒するケースもあります。

動物たちの生命力は、人間が考えているほど軟ではないということです。

人間の一方的な考え方で、人間の一方的な方法で、命を終わらせる『安楽死』の在り方が本当に動物にとってのやさしさなのでしょうか...

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