猫の不思議なこだわり
こだわりを持って生きるのは、人間だけではないようです。猫にも、こだわりのような決まり事があるようです。それぞれの猫が持つ、こだわりを挙げて見ましょう。
1 通る場所が決まっている
家の中で猫の行動を見て気づいたのですが、近道をしないのです。同じ場所に行くのに、必ず同じ道を歩きます。
「真っすぐ来た方が近いのに?」と思うのですが、猫にもこだわりがあるようです。
2 流れる水しか飲まない
水飲み場の水には口を付けないで、毎回流れる水を飲む猫がいます。これも猫のこだわりなのです。
喉が渇いたら、洗面所やお風呂場に行って「水を出して」と言ってきます。水道水を出すと、流れる水を見て猫の目がキラキラしています。
3 トイレを使い分ける
猫のトイレを、複数置いていると用途に合わせて使い分けるのです。おしっこのときは屋根のない方、うんちのときは屋根のある方など、区別しているようです。
こだわりがあるので、汚れていたら他のトイレでやるということがありません。「このトイレじゃないとダメ!」なようです。
4 ご飯が変わると嫌がる
猫ってご飯の味に細かい所があります。人間で言えば、「~産のじゃなきゃいけない」などと銘柄にこだわる感じです。
猫も同じ会社のフードでも、少し味が変わると、「これはいつものと違う」と食べなかったりします。
5 入らないと気が済まない
猫は狭い場所が好きですが、猫によっては入らないと気が済まない!と言うこだわりがあるようです。
私の飼う猫の1匹はそのこだわりが強く、袋を見ると必ず入ります。体よりも小さな袋でも、入らないと気が済まないようです。
6 好きな人だけが触れる場所
猫の体に触れていいのは、好きな人だけのようです。マッサージが上手い人や、気持ち良い場所を知っている人にしか、おねだりをしないこだわりがあるようです。猫がOKを出した人にしか、触れない場所が存在するようです。
猫のこだわる気持ちとは
1.新しいと言う言葉が苦手
猫が新しいご飯、新しい場所、新しい物を喜ばないのは、新しいと言う言葉に苦手意識があるからです。新しくすると、気分も代わって良いと思ってしまいますが、猫は新しいものより慣れたものが好きなのです。
猫が同じ道しか通らないのも、安全を知っているからです。「通ったことのない道を通るのは危険である」と考えて、身を守るための作戦なのでしょう。
2.新鮮な物が好き
猫は、口にする物は慎重になります。においを嗅いで腐っていないかを判断します。猫の本能からくるもので、捕った獲物を新鮮な間に食べようとします。水も同じで、流れる水は新鮮とわかっているからなのです。
猫のこだわりはそれぞれあり、流れる水を好む猫もいれば、水たまりの水を好む猫もいます。流れる水に興味を持ったからと言うだけの理由もあると思います。
3.記憶がこだわりに変える
猫の記憶が、良い記憶と嫌な記憶から、こだわりになってしまうのかも知れません。猫が同じ人にしか触らせないのも「気持ち良い」と言う、良い記憶があるようです。
また、袋に入ってしまうのも挑戦なのかも知れません。小さい袋に入れた達成感が忘れられないので、見ると入ってしまうのかも知れません。
4.猫の性格もそれぞれ
猫によってこだわる所が違うのは、性格も違うからなのでしょう。人間でも、性格から気になる部分が違ったり、やらないと気が済まなかったりするなどの個性がでてしまいます。
トイレを分けてしまうのも、性格が几帳面なのかも知れませんね。大雑把な性格の猫でも、違う所に何かしらのこだわりは持っているのでしょう。
まとめ
猫が持ってるこだわりを紹介しました。きっと、こだわりって誰にでもあるものだと思います。こだわりを持って生きよう!と教えられた記憶もあるような気がします。
自分にないこだわりでも、本人にすると譲れないことなのでしょう。文句を言ったり、急かしたりせずに、気の済むまで見守ってあげましょう。