やる気がないときの猫の仕草とは?
猫はやる気のないとき、どんな仕草を見せてくれるのでしょう?
1.起きにゃい
やる気がないとき、猫は全く起きてきません。少々近くで音がしようが、飼い主さんが近付こうが、ピクリとも動かず寝ています。
1日の半分くらいを寝て過ごす猫ですが、そのほとんどが浅い睡眠だそう。でもその内の4時間程度は熟睡している時間で、もしかしたら何も聞こえていない可能性も。
でも基本的にやる気がないとき猫は動かないでしょう。
2.無反応
たとえ目が覚めていても、やる気のない猫は無反応です。眠いのかもしれませんが、飼い主さんの呼びかけにも遊びへのお誘いにも、はい無反応。
冷たい視線を送られ、肩身の狭い思いをする飼い主さん。これが猫と言う生き物ですから、めげずにいてください。そのうちに気が向けば、途端にすり寄ってくることでしょう。
3.しらっとする
しらっとした顔をしてそっぽを向く。これも猫と言う生き物ならではです。大好きな猫にこんな冷たい態度を取られたら、心がポキっと折れてしまうかもしれません。でも不思議と、その冷たさにハマっていってしまうのが愛猫家の悲しい性です。
恋愛と同じで、冷たいから余計に振り向かせたくなってしまうのかもしれません。そして気がつけば立派な猫の下僕へと育てられているのです。こうなればもう、猫のやる気があろうがなかろうが、その前にかしずく下僕の1人です。
もちろん猫の性格にもよりますので、あまり冷たくない猫もいます。個人的にはメスの方が、しらっとした顔をして気を引くのがうまい気が。
猫は特に、気を引こうとしているのではないかもしれませんけどね。
4.どこかへ行く
やる気のないとき、スッとどこかへ行ってしまうのも分かりやすい猫の仕草です。例えば遊びに誘ってみたとき、抱っこしようとしたときなど、猫がサッとすり抜けていったら、やる気のない証拠でしょう。
「今はそんな気分じゃにゃい。」とばかりに、1匹でくつろげる静かな場所に行くのか、窓の外でも見に行くのか…。とにかく今はやる気がにゃい、と言うときにその場を足早に去るのは、良く見られる行動です。
無理に引き止めると多分嫌がられるので、猫がしたいようにさせてあげてください。
5.あくびをする
猫のあくびには、いくつか意味があります。人のように眠いときにすることもありますが、くつろいでいるところを邪魔されたときにすることも。
「ちょっとぉ、今は触られる気分じゃにゃいんだから、近くに来ないでよぉ。」「せっかくイイ気分でくつろいでたのに、邪魔しないでにゃ!」こんな文句の意味を込めて、あくびすることもしばしばです。
やる気がないからそっとしておいてと言う猫からのメッセージ、見逃さないようにしてください。
まとめ
猫のやる気がないとき、と言えばほとんどがそうかもしれません。何て言ったら、猫に失礼ですね。
猫の名誉を守るためにお伝えしておきますが、猫は獲物の捕獲にその全神経を傾けるため、狩り以外の時間は体を休めたり、リラックスしたりして体力を温存しています。
室内飼いの猫では狩りの必要がないので、ただただ1日とぼ〜っと寝て過ごしているように見えますが、あれはいざという時のために、余計な体力を使わないようにしている姿なのです。
逆に発散させる場所がなくて、体力が温存され過ぎてしまう傾向がありますので、おもちゃなどで遊ぶ時間を作ってあげると適度な運動になって◎ですよ!ぜひお気に入りのおもちゃで、猫のやる気を引き出してあげてください。
本気の猫は飼い主さんが驚くほどの能力を見せつけてくれます。飼い主さんも猫と遊ぶことで楽しさを味わえますのでオススメです。猫との絆を深めるのにも、遊びは有効ですよ。