猫が甘える理由は?
1.遊びたい・お腹が空いた
猫が甘えてくる理由は色々ありますが、例えば遊びやご飯です。お腹がすいたので、飼い主にご飯を催促してくる事もあるでしょう。もしくは楽しい気持ちになりたいので、信頼できる飼い主に甘えてくる事もあります。
2.側に居たい
それと、寄り添っていたいという気持ちもあります。信頼できる人と一緒にいると、気持ちが落ち着く事もあるでしょう。飼ってくれている人の気配を感じ続けたいので、甘えてくる事もあります。
3.寂しい
それと寂しさです。幼稚園に行かされる子供の気持ちを想像すると、分かりやすいです。幼稚園に行く子供は、しばらく両親と離されるでしょう。子供としてはとても心細くなってしまいます。ですが両親にお迎えされると、子供は甘えてくる事があります。
猫も、同じような状況になる事があります。しばらく仕事で外出していた飼い主が帰宅してきた時は、甘えてくる事もあります。猫としては留守番で寂しかったので、飼い主に甘えてくる事もあるのです。
猫が甘えてくる時はどんな仕草をする?
スリスリ
猫が甘えてくる仕草は色々ありますが、例えば体をすり付けてくる時です。つま先立ちで飼い主に身体をすりすりしている時などは、上機嫌で甘えている事が多いです。
お腹を見せる
それとお腹を見せている時です。たまに仰向けの姿勢になって、猫のお腹が完全に無防備になっている事があります。猫としては、信頼できる人物でないとその仕草をしません。
しっぽがピンと立っている
それと尻尾です。上の方向にピンと尻尾を立てている時などは、猫の「甘えさせて」という気持ちの表れとも言えます。
ふみふみ
フミフミする事もあります。飼い主が眠っている最中に、猫が近づいてきて前足でフミフミする事もあります。この動作は、子ネコが母ネコに母乳をせがむ時の名残なのです。とてもリラックスしている状態で、たいていは飼い主に甘えています。
甘えてくるのは病気の可能性も?
猫が甘えてくるのは、実は病気の可能性もあります。分離不安症という病気で、ストレスが強い時に患っている事が多いです。
分離不安症?
その病気になった時の甘えの仕草ですが、大きな声で鳴いているものの、何となく落ち着きが感じられない事があります。そうかと思えば、一旦飼い主に構えてきて、なかなか離れてくれない事もあるのです。また毛づくろいの頻度が急増した時なども、分離不安症の可能性があります。
この分離不安症という症状は、甘えん坊の猫が患っている事が多いです。特に、子猫の時代に孤独だった猫は、その病気になっている事が多いと言われています。
分離不安症になっている時は大きな声で鳴きますから、稀に近所迷惑になる事もあるので、注意が必要です。
まとめ
いずれにせよ猫が甘えてくるのは、ある意味飼い主を頼りにしていることの証拠でもあります。飼い主を信頼しなければ、そもそも無防備なお腹を出して甘えることも無いでしょう。飼い主からすると、とても可愛らしく見えるものです。
ですが病気の可能性は要注意です。
あまり大きな声で鳴かれてしまいますと、近所とのトラブルになってしまう可能性もあるからです。そういう時は、毎日決まった時間に猫と遊んであげると良いでしょう。猫のストレスがあまり溜まらないようにするのが大切です。