猫の性格を簡単に知る方法
猫は血統である程度の性格を知ることができますが、MIXは時間をかけなければわかりにくくなっています。しかし飼い主が行う行動に対する反応で、どのような性格をしているのかわかる場合があります。
1.猫を抱っこした時の足
猫は両足が宙に浮いた状態になった時、後ろ足をどのようにするかによってその猫が活発的なのかどうかがわかります。猫は狩猟を行っていた動物であり、足が地面についていない状態になると不安になります。
持ち上げて足が地面から離れているのにそのまま垂らした状態にいる場合は、のんびりした穏やかな性格の猫が多いです。
反対に、足をばたつかせたりする場合は、活発にな性格の猫ちゃんである可能性が高いといえますね。基本的に猫は抱っこされるのが好きではないので足を浮かせた状態を長時間続けるのはNGです。なるべく早くおろすか、正しい抱っこの体勢に戻してあげてくださいね。
2.撫でるとゴロゴロいう
猫は顎の下部分を撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしますが、個体差があって鳴かない性格の場合もあります。
猫が喉を鳴らすのは撫でている人間が好きで甘えたいという感情を抱いているからです。
少しでも警戒心がある時は喉を触らせてくれませんし、撫でれたとしても喉を鳴らしません。自分が猫に心から慕われているのか知りたいのであれば、喉を撫でてみた時の反応を見るとある程度は判断ができます。
3.猫が自らお腹を飼い主に向ける
動物はお腹の部分が弱点です。野生動物の場合はほとんどお腹を見せることがありません。
猫も同じであり、少しでも警戒しているとお腹を下にした状態のままでいます。
寝ている時には横になったりしますが、起きている時にお腹を相手に向かって見せるのは相手をとても信頼していて、甘えたいという意思表示でもあります。
猫にとってはお腹を優しく触られるのは嫌いではないのですが、自分の急所でもあるために滅多なことではみせようとしません。
それが猫の方からお腹を向けるということは、飼い主のことがとても好きであり、甘えたいという感情表現の一つになっています。
4.猫が飼い主の視線の先にいつもいる
猫を飼っているとテレビを見ていると画面の正面に立ったり、新聞などを置いて見ているとその上に寝そべってしまい、読めなくなったという経験をした人は少なくないでしょう。
わざと邪魔をしたように感じる人もいますが、これは飼い主が何をしているのか興味を持っていることと、自分に注目して欲しいというアピールの意味を持っています。
猫は飼い主の動向を観察していて、自分以外のものに注目している場合にはその視線の先に入り、自分の存在を見せつけているのです。
このような行動をしない猫は独立心が強く、飼い主を嫌いではなくても甘えたいという感情は少ないことが多くなっています。
まとめ
猫にはまだまだ多くの知られていない情報があり、それが猫が神秘的な動物という印象が強い理由でしょう。
この神秘的な部分が強いので過去には神様になったり、その逆に魔女の使いのように見られたこともありました。
今はこの神秘的な部分も大きな魅力に感じる人が増えていて、そのような雑学を知るのは猫好きな人の楽しみの一つとなっています。