ひな人形を守る6つの防御策
3月3日が近づくと、ひな人形を飾るご家庭も多くありますよね。私の自宅も同様で、7段のひな人形を毎年飾っています。
しかし猫が2匹いるので、階段のように登って五人囃子を次々と落としてしまうことも...。
では、ひな人形を猫から守るにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、ひな人形を守る6つの防御策についてご紹介させていただきます。
1.ガラスケースタイプを購入する
ひな人形は様々な種類があります。三人官女や五人囃子などの多い階段のようになっているタイプだと、猫が登って落としてしまったり壊したりしてしまいかねません。
そのようなことがないようにするためには、最初から猫がイタズラできないように「ガラスケースタイプ」を購入することがおすすめです。
ガラスケースタイプにも様々なものがありますが「男雛と女雛」のみのシンプルなタイプもあるのでおすすめです。
選ぶときには猫がたとえ乗ってしまっても、壊れることがないような耐荷重が猫よりもあり、強度のあるガラスケースにしてくださいね。
2.高い場所に設置する
猫はジャンプ力もあり、高い場所にも器用に登りますよね。若くなく、そこまで高いところに登らない猫の場合は、棚の上や少し目線の高いところにひな人形を飾ることがおすすめです。
しかし若い猫であると好奇心から飛びついて、グチャグチャにしてしまうこともあるので注意が必要です。
3.猫の入らない部屋に設置する
自宅の部屋数がいくつかある場合は、猫があまり入らない部屋にひな人形を設置するのがおすすめです。
ひな人形を設置したあとは、扉を閉めて飼い主がいないときに入って荒らしてしまわないようにするのも良いでしょう。
しかし猫にとって部屋が狭くなるということは、ストレスなってしまうこともあるので気をつけてあげてくださいね。
4.飾る期間を短くする
ひな人形は毎年飾るものなので、猫に壊されてしまっては大変ですよね。
ひな人形を出しっぱなしにしていると、「お嫁に行くのが遅くなる」とも言いますので、あえて少し早めに飾る期間を短くして、片付けるのも1つの手段でしょう。
5.音を立てて近づかないようにする
猫は悪いことをするときに、飼い主さんに怒られるときちんと学習をして同じことをしなくなります。
ひな人形にどうしても登られたり遊ばれたりしたくないのであれば、登ろうとしたときに「その場で音を立てて」登らせないように教えてあげましょう。
例えば、登ってしまったときに拍手をしてみるなど、ほんの少しだけ大きな音を出すと、猫もびっくりして「登ってはいけないんだ」と、学習して近づかなくなるでしょう。
6.匂いをつけて近づかないようにする
ひな人形に座るくらいなら良いのですが、おもちゃにされて壊すようなことがあれば、できれば近づけたくないですよね。
もしそのようなときには最終手段として、「猫の嫌がる匂いをつける」ということをしましょう。猫が近寄らないようにできるしつけスプレーなどが効果的です。
しかし匂いが充満すると、猫もストレスになってしまいますので、猫の入らない部屋に設置し、念のためにつけておく、という程度にしておきましょう。
まとめ
毎年ひな人形を出すと、猫は興味津々になりますよね。登ってひな人形を落とし、自分が鎮座するなんてこともあると思います。
もし壊されることが嫌なのであれば、飼い主さんがきちんと防御策を考えましょう。ガラスケースのタイプにしたり、猫の立ち入らない部屋に設置したりすることが一番おすすめです。