猫がする謎な行動と心理
猫と暮らしていると、不可思議に思うことがありますよね。猫は飼い主から見ると、よく理解できない行動をします。
猫がする謎な行動と、その心理をご紹介させていただきます。
1 サイズ感を考えないで入りたがる
猫は、自分の体のサイズを分かっていないのでしょうか?どう見ても、体よりも小さい所に入りたがるようです。
そして入ったものの、出てこられなかったり、引っかかってパニックになったりすることもあるのです。
猫の心理は、狭くて暗い所が好きだからなのでしょう。
柔軟な体を使って、その場所に潜り込もうとする習性があるのです。
体にぴったりサイズが安心できるようです。
体と袋の比率が合わずに、頭だけ突っ込んで止まってしまうこともあるので、気をつけてあげましょう。
2 誰も来ない玄関で誰かを待つ
これは私の猫だけかも知れませんが、玄関で首を長くして誰かを待つのです。
誰も来るはずがないのに、じっと待つ行動を見せます。
猫の心理は、警戒しているからと言えるでしょう。また同じ時間になると玄関のチャイムが鳴ると予測しての行動かも知れません。
猫は警戒心が強く、部外者の侵入を恐れます。定期的に見回りをして安全を確認しているのでしょう。
3 お風呂場やトイレについてくる
なぜか、猫は飼い主がお風呂やトイレに行こうとするとついてきます。そしてじっと待ち伏せをします。
猫の心理は不安な気持ちからくるのでしょう。飼い主さんがどこかに行ってしまうと言う気持ちからついてくるのだと思います。
飼い主さんの姿が見えなくなると不安な気持ちになるようです。
そして飼い主さんがちゃんと戻ってくることも確認しないと、落ち着かない様子なのでしょう。
4 要求通り扉を開けても出ない
猫は扉をガリガリして「だして〜」と鳴いて言ったりする割には、扉を開けても出ないことがあります。
また、出てもすぐに戻ってくるのです。あれは一体何なのでしょうか?
猫の心理は、興味がなくなったからということでしょう。取れないものを取りたくなる、閉まっていると開けたくなる心理からきていると思います。
「特に出たいわけじゃないけど、気になった」、「扉が開いたら興味がなくなった」らしいです。
5 猫がトイレをしたら他の猫もしたくなる
多頭飼いでは、よくあるかも知れません。なぜかトイレをしたら、他の猫もトイレをしたくなるようです。
猫が、つられてトイレに入っていくのは面白いです。猫の心理は、臭いにつられたから、今が安全だと思ったからなのかも知れません。
猫は臭いにつられて催してしまうのでしょう。
また、家の中が安全とわかっていても猫の本能が出てしまうことがあります。
野生の猫は外で排泄するときに、敵のいないときを見計らって排泄をします。野生時代の名残で、他の猫がトイレをしているのを見ると、今が安全だと思うのです。
6 仕留めた獲物で遊ぶ
猫じゃらしなどで遊んでいると突然動きが止まったりする事はないでしょうか?手でツンツンしたり、チョンチョンと触ったりして首を傾げたりしますよね。実はこれ野生時代の行動の名残なのです。
猫は、自分で仕留めた獲物で遊ぶ行動をします。なぜ、獲物をすぐに隠そうとしないのでしょうか?実はこれ、危険を考えての行動のようです。
すぐに持ち帰らない、食べないのは、「まだ生きているかもしれない」、「危険なものかもしれない」と様子を伺っているのです。
安全を確認してから、口に加えて持ち帰り、こっそり食べるためにしばらく様子を伺っているのですね。
まとめ
猫がする謎な行動と心理について紹介しました。飼い主から見て理解できないことも、猫なりに意味がある行動なのでしょう。
猫と暮らすと、猫の不思議と思う行動を垣間見られるのが面白いですよね。
きっと猫も飼い主さんの行動が、不思議と思っているかも知れませんね。