猫が甘えてくる時の心理
猫が甘えてくるのは、どんな心理の時なのでしょう?
その1 安心したい
飼い主さんが外出していて寂しい思いをした時、飼い主さんが寝て起きた時など、甘えて安心したいのでしょう。そんな時はたくさん可愛がってあげてください。
子猫は特に甘える傾向が強いです。また発情する前に去勢手術をしたオス猫は、中身が子猫のまま育つので甘えん坊になることが多いです。
留守番後や朝目覚めた時、猫のスリスリ攻撃が待っているかも。ウッハウハな時間です!
その2 もっと仲良くなりたい
「もっと距離を縮めたいにゃ!」という時も甘えてきます。
我が家の元野良猫は心を開いてくれた時に自ら、窓から家の中に入ってきて甘えてきました。
ですから出会って間もない猫の場合、猫の方から飼い主さんを気に入って、甘えてきてくれる事があるのです。
そのチャンスを逃さずコミュニケーションをはかりましょう。
猫は気まぐれですから、またいつ側にきて甘えてくれるか分かりません。まだ絆が、十分にできていない猫が甘えてくれるのは仲良くなる絶好のチャンスです!
過剰にならない程度に撫で撫でして、一気に距離を縮めましょう。
その3 遊んでほしい
猫が遊んでほしい時、スリスリして「ニャ~」と鳴いたりして催促してきます。
またその様子が可愛らしいので、思わず飼い主さんの頬が緩んでしまうのは間違いありません。
話が反れましたが、ほとんどの猫は遊び好きです。特に室内飼いの場合は、遊びが不足する事があり、飼い主さんが積極的に遊ぶ時間を設けてあげると良いでしょう。
猫によって遊びの好みは違いますが、一般的な猫じゃらしはもちろん、アルミホイルを丸めたボールでも遊んでくれるでしょう。
電動おもちゃもありますが、飽きてしまうのが早い傾向にあります。
猫は、飼い主さんが動かしてくれるおもちゃで遊ぶのが大好きです!できれば毎日、5分でも良いので一緒に遊んであげてください。
猫が夢中で遊ぶ様子は言わずもがなですが、とっても可愛いです。
遊びは、猫にとっても飼い主さんにとっても、リフレッシュの時間になります。
猫の肥満防止にも役立ちますので、精神面、体調面でもとても良い影響があります。
是非、遊んであげましょう!
その4 眠い
眠い時に甘えてくる場合も。しばらく甘えて気が済んだらお気に入りの場所で寝に入ります。
眠い時は前足を交互にグー、パーする、いわゆる「ふみふみ」をする猫も多いです。
うっとりとした顔をして、夢見心地でふみふみする猫…、本当に天使みたいです。
毛布などの上でやってくれる分には何も問題がないのですが、体の上でやられると、場所によっては苦しい思いをする事も。
筆者は先日寝ている首の上でふみふみされて、とても苦しい思いをしました。
でも払いのける事など到底できない、立派な猫のしもべなのでした。
その5 構って!
プライドの高い猫は飼い主さんの気が猫以外に行っていると、「構って!」とばかりに甘えてきます。
その甘え方はケースバイケースですが、飼い主さんが見ているパソコンのキーボードや、雑誌などの上にどかっと座るのはお決まりのパターンです。
本当に飼い主さんが使いたい物の上にピンポイントで乗ってくるので、困る事は多いでしょう。
可愛いけど、ちょっと困ったヤツになって甘えてくるのです。しかも何度どけても邪魔してくる場合もあります。
こうなったら作業の手を止めて、猫を構うか、猫との攻防を繰り広げるしかありません。
先に根を上げるのは、さてどちらでしょう?
その6 飼い主さんは自分のもの
飼い主さんが知らない匂いを付けて帰ってくると不安になって、自分の匂いを付けようとする猫がいます。
帰宅した事への歓迎のご挨拶かと思いきや、実は匂い付けだった…という事は良くあります。
きっと猫にとっては、飼い主さんも縄張りの一部なのです。
その縄張りに知らない匂いがしているのが落ち着かないので、スリスリして匂い付けをするのです。
夫の不貞を察した妻のように、「にゃによ!知らない匂いさせて…あなたは自分のもの!」と、主張していると取れなくもありません。
まとめ
猫が甘えてくる時は様々な心理が隠れているのですね!今猫がどんな心理で甘えてきているのか、察するのは大事です。
どんな心理でも甘えてくる以上は、飼い主さんの事を信頼している事は間違いありません。
可愛い猫との甘~い時間を楽しんでくださいね!