愛猫の最期を看取ってから行うべき4つのこと
愛猫の最期を看取ってから行うべきことは初めての経験だと「何をどうすればいいのか」分からなくて困ってしまいますよね。
大切な愛猫を亡くしたショックで、どのように何から順番に手を付けていいのかわからなくなってしまうのは「猫を亡くした飼い主さんは皆同じ」です。
しかし、愛猫のためにも最期に看取ったあとに飼い主がきちんと行うべきことがあります。
そこでここでは「愛猫の最期を看取ってから行うべき4つのこと」についてご紹介させていただきます。
愛猫を看取った後には「棺や葬儀の準備をする」
大切な愛猫が死んでしまったとき、つらくて辛くてたまりませんよね。
しかし、愛猫の最期を看取った後には「葬儀の準備」をしなくてはなりません。
最期にお空に旅立つまで飼い主としての役目を果たすためにも、まずは「棺や葬儀の準備」をしましょう。
猫の遺体は、そのまま放置してしまうと腐敗が進んでしまいます。猫の状態を良く保っておくためにも遺体を「冷やすための棺」を用意しましょう。
棺としては「木箱」などがおすすめです。そしてその木箱に保冷剤やドライアイスなどを敷き、水滴が取れるようにバスタオルも地面に敷いておきます。そしてもう一枚バスタオルを敷き、その上に猫を寝かせてあげるようにしましょう。
人間も猫も死んでしまった後には死後硬直をしてしまいますので、硬直が始まると木箱に入らなくなってしいます。ですので、まずは棺を準備して早めに寝かせてあげることから始めましょう。
愛猫を看取った後には「葬儀業者に依頼をする」
愛猫を看取った後には葬儀の準備を進めなくてはいけません。
人間の葬儀であれば葬儀屋に依頼をすることである程度の準備ができますが、猫などの動物の場合はほとんど飼い主が準備をすることになります。
ですので、値段やどのような方法で葬儀をするのかなどを、葬儀業者に伝えて日取りをするようにしましょう。ペット霊園や自宅で葬儀をする方法がありますが、いざというときのためにも2〜3社ほど葬儀業者を調べておくようにしましょう。
愛猫を看取った後には「埋葬方法を考える」
愛猫を看取った後には「埋葬方法を考える」ということをしなくてはいけません。
埋葬は
- 火葬
- 土葬
- 自治体に依頼
などの方法があります。
現在、多くの場合がペット霊園に依頼をして火葬をします。
火葬の場合は、名前の通り遺体を火葬して遺灰の状態にすることです。
またそれだけでなく、
- 自宅の庭
- プランター
などに植えて埋葬する「土葬」という方法も近年は主流になってきています。
土葬の場合は他の動物や掘り返したり腐敗臭が気になる可能性もあるので、自宅で保管したり、深く埋葬してあげることが必要になります。
そして自治体へ依頼する方法は「埋葬」ではなく、「一般廃棄物」として処分されてしまいますので、あまり愛猫の最期の旅立ちにはおすすめできません。
ですので、できれば火葬や土葬で猫を幸せな気持ちでお見送りできるようにしてください。
愛猫を看取った後には「火葬の場合は火葬するものを決める」
愛猫を看取った後には「火葬の場合は火葬するものを決める」ということをしなくてはいけません。火葬するときには、長年猫との思い出があるものや、猫が大好きだったものを一緒に火葬することができます。
一緒に火葬をするメジャーなものは
- 猫のお気に入りのおもちゃ
- キャットフード
などがあげられます。
しかしプラスチックのおもちゃや、袋に入ったキャットフードは火葬ができませんので注意をしてください。キャットフードは紙皿などに入れて一緒に火葬すると良いでしょう。
まとめ
大切な愛猫が死んでしまったとき、その後しなくてはいけないことを悩んでしまうこともありますよね。これまでの過ごした日々を振り返って、死んでしまった猫を見るとつらくて受け入れたくないと思ってしまうこともあると思います。
しかし、愛猫を看取った後には埋葬する方法を考えて「葬儀」の準備を進めなくてはいけません。
具体的には
- 腐敗を進めないために保冷剤やドライアイスなどを使って木箱に猫を寝かせてあげる
- 葬儀業者に依頼をして日取りをする
- 火葬や土葬などの埋葬方法を考える
- お気に入りのおもちゃやキャットフードなどの一緒に火葬するものを考える
などと、猫を看取ってからも飼い主の役目はたくさんあります。
大切な愛猫が無事にお空に旅立つことができるように飼い主さんが根気よく最後まで準備を進めてあげてくださいね。
全てを終えた後には飼い主さんも多いに泣いて、たくさん幸せだった愛猫との思い出を振り返ってみてください。