猫が「信頼できる人か」を見極めるポイント
猫が人を見て、その人が信頼できるのかどうかを見極めるポイントには、以下のものがあります。
- ポイント1 嫌なことをしてこない
- ポイント2 お世話をしっかりしてくれる
- ポイント3 愛情を持って接してくれる
ポイント1 嫌なことをしてこない
しつこく構ったり、大きな声や低い声で接したり、じっと猫の目を見つめるのも、猫にとっては嫌なことです。他にも急に動く、強い香りをさせるなど、猫が嫌だな、と感じることはたくさんあります。
それらを頻繁にしていると、猫にとっては信頼できない人に分類されてしまいます。猫が悪いことをしたからと言って体罰を与えるのも、厳禁です。注意しましょう。
ただ、歯磨きや爪切り、投薬など、猫のお世話上どうしても必要なことは、猫が嫌がることでもしなければいけない場合があります。この場合は致し方ありませんが、我慢した猫を褒める意味で、美味しいおやつなどを与えると良いでしょう。
何度か繰り返すと、「嫌なことの後は美味しいおやつがもらえる♪」と覚えて、それほど嫌がらなくなる可能性があります。飴と鞭を上手に使って、猫が嫌がることでも、サクッと終わらせてしまいましょう。
ポイント2 お世話をしっかりしてくれる
猫は人の動きをとても良く見ています。
ご飯をくれる人、遊んでくれる人など、猫の中で分けているようで、人によって態度を変えるのもすごいところです。身の回りのお世話を一番してくれる人に、一番良く懐くと言われています。
猫に信頼されたかったら、可愛がるだけでなく、ご飯やトイレ掃除などの身の回りのお世話を、しっかりとやってあげましょう。しもべになればなるほど、猫の信頼度は増していくことでしょう(笑)。
お猫様が快適に過ごせる環境を、徹底的に作りあげると、ますます評価がアップしそうです。
ポイント3 愛情を持って接してくれる
自分に敵意を持っている人よりも、好意を持ってくれている人の方が、信頼しやすいのは猫も同じです。
とはいえ、猫嫌いの人は猫に近づかないために好かれる、という話もありますが、基本的には愛情をたっぷりと注いであげた方が、信頼関係が作りやすいでしょう。
猫に辛く当たる、虐待などはとんでもない行為ですし、飼えなくなったからと言って簡単に捨ててしまうのも、言うまでもありませんが厳禁です。
猫は人以上に繊細な生き物なので、ストレスがあるとすぐに体調に出てきてしまいます。
ですから、猫にストレスを与えるのは良くありません。
猫のペースに合わせて接するのも、大切です。
猫はマイペースな生き物なので、そのペースを崩されるのを嫌います。猫の方から寄ってきたときだけ構う、寝ているときはそっとしておくなど、猫中心に動いた方がうまくいきます。
人中心にしたければ、猫はあまり向いていないかもしれません。人に合わせて行動してくれるような、従順な動物では間違いなくありませんから。
まとめ
猫が信頼できる人を見極めるポイントをまとめると、やはり猫中心で動ける人が良いのだな、と言うのが見えてきます。どちらかと言うとリーダー的な人よりも、参謀役の方が猫との相性が良い気がします。
うまくお猫様を立て、その癒しパワーや可愛らしさを最大限に引き出すと、最高の猫ライフが楽しめるのではないでしょうか?
いずれにせよ、お互いが深い信頼関係で結ばれ、楽しく快適に過ごせれば、それ以上のことはありませんね!
女性 匿名
ヒトだけが気を使う関係は家族じゃないです。
ヒトもネコも互いに気遣いあって、より幸せになるのが本当の家族です。
40代 女性 吾亦紅
というのは、猫ちゃんにもそれぞれ性格があって、必ずしも一般的に言われてることとは違うことがあるからです。触られて好きな体の場所だったり、抱っこの仕方だったり。
やっぱり人間同士と同じで、基本は抑えつつも人と猫、それぞれが一番いいなと思う生活や接し方を模索していくのが、本当の家族なんじゃないかなぁと思います。