猫の多頭飼いのメリット、デメリット
どちらも多頭飼いの時には理解しておかなければならないものです。猫の相性によっては喧嘩になり大けがにつながってしまうこともありますのでしっかりと把握して飼い主にも猫にもより良い環境になるようにしていきましょう。
多頭飼いのメリット
丸々とただそこにいるだけで私たちを癒してくれる猫。それが2匹、3匹といれば癒しさも楽しさも倍になっていくでしょう。複数で集まって寝るところや、お互いを舐めあっている行動など一匹だけではとても見ることのないところも見えてくるでしょう。またオスとメス、猫の種類によって性格もさまざまなのでより面白い表情やしぐさを見ることができるかもしれません。
多頭飼いのデメリット
ただ「飼いたい」という気持ちでは犬、猫はもちろん他の動物でも飼うことは難しいでしょう。デメリットとして以下のものがあげられます。
- お金(診察代、ワクチン代、去勢費用、避妊費用など、エサ代(年齢が違えば専用ごはんが必要)など)がかかる
- トイレ掃除などの手間(すぐに汚くなるのでこまめな掃除が必要になる)
多頭飼いで猫たちを仲良くさせるコツ
猫は縄張り意識の高い生き物です。今まで穏やかに一匹で過ごしていたのに後日急に新参者が来てしまったら混乱してしまいます。相性が悪ければ大けがをすることもあるかもしれません。新しい家族を連れてくる時には先住猫のことを第一に考えてから行動しましょう。
先住猫も新入り猫もお互いなれさせてから
新入りの猫を家に連れてきてすぐに家の中に置いてしまうと猫が怖がってしまうことがあります。まずは慣れさせるためにケージの中や個室にいれて安心する場所を作るようにしましょう。先住猫にもすぐに会わせるのはなく、においなどで徐々に慣れさせてから会わせていくようにしましょう。また新入り猫がかわいいからといってその猫にだけかわいがってしまったら、先住猫も「ご主人を奪われた」と思ってしまいストレスでハゲができてしまうこともあるといわれています。ごはんや遊ぶ時など、先住猫を優先して行動しましょう。
猫の多頭飼いをする前に準備すること
猫エイズやクラミジアなどすぐには気付くことのできない感染症を持っている恐れもありますので受け入れる前には病院で診断してもらうことをお勧めします。
先住猫と会わせる前に調べること
- ペットショップや里子の受け入れでは問題ないか
- 野良猫を拾ったときは病気や寄生虫などがないか
まとめ
いかがでしょうか、癒しさを与えてくれる猫たちのためにも費用や飼育環境を整えてより快適な猫ライフをお楽しみください。