飼い主がしてしまいがちな6のNG集
飼い主がしてしまいがちなNG行動は、どのようなものがあるのでしょうか。
気づかずに猫が嫌がるNG行動をつづけていると、飼い主に猫が近寄ってくれなくなってしまうこともあります。そこでここでは、飼い主がしてしまいがちな6のNG集についてご紹介させていただきます。
しつこいスキンシップ
猫は触れば触るほど喜んでくれる訳ではありません。しつこいスキンシップを飼い主がしてしまうとそのうち嫌われてしまいます。猫は触られることは嫌いではありませんが「気分によります」。
- ニャーンと鳴き声をあげて近寄ってくる
- 尻尾を立てて近寄ってくる
- グルグルと喉を鳴らしながら近寄ってくる
これらのような場合には、甘えているサインですので触ってあげてください。
触っているときに尻尾を左右に振ったり、「ウーッ」とうなり声をあげたりしているときには、「もうやめて!」のサインですのでしつこくしてはいけません。
猫が何かをしているときに触る
猫は何かをしているときに飼い主が触ると、「気が散ってしまうので」怒ってしまうことがあります。猫は神経質でストレスを抱えやすいので、嫌われてしまう前にやめなければいけません。
具体的には、猫が
- キャットフードを食べているとき
- 水を飲んでいるとき
- グルーミングをしているときに
これらのように、猫が何かに集中をして行動をしているときに触るのは、控えてあげるようにしましょう。
新しい家族や新入り猫
猫にとって家族が突然増えることはストレスになってしまい、拗ねて飼い主になつかなくなってしまうこともあります。
赤ちゃんが生まれた場合などは、猫が赤ちゃんに踏まれたり、赤ちゃんが猫に噛みつかれたり、引っかかれたりする可能性もあるので、きちんと環境を整えてあげる必要があります。
また、同居猫が増えるのも先住猫にとってストレスになる可能性もあります。対面させる時は別室からできるように工夫したいですね。
猫は健康なのに療法食を与える
勘違いしてしまいがちなのがこれです。
「健康なのに療法食を与える」ということは、猫にとって逆に必要な栄養が足りなくなってしまったり偏った栄養が摂取されたりすることになります。
このような餌の与えかたを続けていたら病気になってしまう可能性があります。
飼い主のせいで猫がこのようになってしまっては嫌ですよね。きちんと獣医師から指導を受けたときのみに療法食は与えるようにしなければいけません。
無理矢理抱っこをされること
猫は拘束されることが嫌いなので「無理矢理抱っこされること」は大の苦手です。
嫌がっているのに、無理矢理抱っこをしたりしていると嫌われてなつかなくなってしまいます。
猫をどうしても移動させないといけないときなどは
- キャリーケース
- ケージ
これらのようなものに入れてあげるようにしましょう。
また一時的に落ち着かせるために抱っこがしたいのであれば、抱っこではなく、洗濯ネットに入れると効果的ですよ。
お風呂に入れられる事
猫は自宅で飼っている場合、頻繁にお風呂に入れてシャンプーをする必要はありません。
猫は水が苦手なので、飼い主に無理矢理お風呂に入れられてしまうとストレスになってしまい、なつかなくなってしまいます。
どうしても汚れが気になるときにはホットタオルなどで優しくきれいにしてあげましょう。
またノミなどもお風呂では駆除することはできませんので、動物病院へ連れていってあげてください。
まとめ
猫は飼い主の行動によって、「飼い主になつかなく」なってしまうことがあります。
常に行動をするときは、マイペースで気まぐれな猫の気持ちを考えてあげなければ、嫌われてしまったり、なつかなくなったりしてしまいます。
飼い主がNG行動をしてしまわないように、参考にしてみてくださいね。