猫が『依存してしまう飼い主』に当てはまる特徴3つ トラブルに繋がる可能性から適切な接し方まで

猫が『依存してしまう飼い主』に当てはまる特徴3つ トラブルに繋がる可能性から適切な接し方まで

甘えん坊の猫はかわいいものですが、度が過ぎるのは依存かもしれません。猫が依存してしまうのには飼い主にも原因があることが。どのような飼い主が猫を依存させてしまうのでしょうか。猫との適切な接し方と合わせて解説します。

SupervisorImage

記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫が依存しやすい飼い主の特徴3つ

人の手を抱えて寝る猫

飼い主の行動が猫を依存させてしまうことがあります。猫が依存しやすくなる飼い主の特徴とはどのようなものでしょうか。

1.家にいることが多い

在宅ワークなどで飼い主の在宅時間が長く、猫がひとりで留守番をする機会が少ないと依存しやすい傾向にあります。飼い主が常に一緒にいることが当たり前になってしまい、たまに姿が見えなくなると不安になってしまうことがあるのです。

2.猫の要求に応え過ぎる

在宅時間が長いと、どうしても猫のことが見え過ぎてしまいます。ちょっとした変化に敏感になるのは、猫の健康を守るうえでも大事なことですが、世話をやき過ぎてしまう恐れがあるので注意が必要です。

猫の方もそんな飼い主には要求を伝えやすく、おやつや遊びのおねだりが多くなるでしょう。その要求に応え過ぎてしまうと、猫が依存するようになってしまうのです。

3.猫以外に関心がない

趣味もなく、興味があるのは猫だけという人は、どうしても愛猫と接する時間が長くなります。猫の方も依存してしまいますが、飼い主の方も猫に依存してしまう可能性があります。

猫以外に興味が持てない場合は猫グッズを扱うお店や猫のいるカフェ、猫スポットに出かけるなど、愛猫以外の猫にも視野を広げてみるのもいいでしょう。猫好き仲間との出会いもあるかも知れませんよ。

猫が飼い主に依存することで起こるトラブル

足元の猫を撫でる人

猫が飼い主に依存し過ぎると、分離不安症を引き起こしてしまう恐れがあります。分離不安症というのは、飼い主の姿が見えなくなることで大きな不安を感じ、ストレスから問題行動を起こしてしまう状態です。

たとえば、ひとりになったときに粗相をしたり、物を破壊したり、大きな声で鳴き続けたりします。過剰にグルーミングをして皮膚トラブルを起こすなど、健康を害する恐れもあります。

また、飼い主の方でも猫と離れることができず、外出もままならずに人間関係や日常生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。いつか来る愛猫とのお別れの後では、深刻なペットロスに陥ることも考えられます。

猫との適切な接し方

ソファに座る人の足とラグの上の猫

猫は基本的に群れをつくらない単独行動の動物です。時にはひとりで過ごす時間も必要なのです。猫が離れたところでリラックスしている場合は、構わずにそっとしておいてあげましょう。猫は甘えたくなると自分から寄ってくるので、そのタイミングで撫でてあげてください。

留守番に慣れさせることも大切です。猫は、飼い主が留守でもひとりで遊んだり、のんびり過ごしたりしています。飼い主に依存している猫はそれができません。

短時間から、猫にひとりで留守番ができるよう慣れてもらいましょう。ひとり遊びができるおもちゃやキャットタワー、居心地のよい寝床なども用意してあげるといいですね。

留守番が苦手な猫の場合は、飼い主の不在時に「良いこと」が起きるよう、おやつが出てくる知育トイを活用するのも手段の一つです。

まとめ

膝の上の黒猫

猫はツンデレとよく言われます。甘え上手な半面、自分の気が乗らないと呼んでも来なかったり…。常に飼い主にベッタリな状態は、依存させてしまっているかも知れません。

猫の依存は、飼い主の行動が引き起こしてしまうこともあります。適切な距離を保ちながら、甘えてきたときにはたくさん構ってあげましょう。

ただし、甘えん坊が過ぎる猫の場合は、全ての要求を満たすうちに依存が生じてしまいます。お留守番やひとり遊びの機会を設けるなど、完全に猫が人間に依存しないよう心がけましょう。そうすることで、猫とのよい関係を築き上げていくことができるのです。

スポンサーリンク