猫が『寝不足』に陥ってしまう原因4つ 病気が隠れている可能性も?対処法まで解説

猫が『寝不足』に陥ってしまう原因4つ 病気が隠れている可能性も?対処法まで解説

猫は「寝子」ともいわれるほどよく寝ます。それが寝不足になってしまったら問題です。猫が寝不足に陥ってしまうのにはどんな原因があるでしょうか?病気の可能性もあるのでしょうか?猫が寝不足になってしまったときの対処法と合わせて解説します。

SupervisorImage

記事の監修

2009年麻布大学獣医学部獣医学科を卒業。
2015年から横浜市内で妻と動物病院を営み、犬、猫、エキゾチックアニマルの診療を行なっています。
2024年現在、犬10頭、猫3頭、多数の爬虫類と暮らしています。
愛犬家、愛猫家として飼い主様に寄り添った診療を心がけています。
内科(循環器、内分泌など)、歯科、産科に力を入れています。

猫の寝不足の原因4つ

ソファの上であくびをする猫

猫が寝不足になってしまう原因としては、次のようなものが考えられます。

1.性格によるもの

猫は1日の大半を寝て過ごしていますが、外敵に襲われてもすぐに反応できるよう、そのほとんどは浅い眠りです。

特に、警戒心が強い猫や神経質な性格の猫は、ちょっとした物音にもビクッとしてすぐに起きてしまいますね。それでは安眠することができません。周囲が騒がしかったり、人の出入りが多い家では寝不足になりやすいです。

2.ストレスを抱えている

猫はストレスに弱い動物です。環境が変わったり、家族構成に変化があった場合などは特にストレスを感じてしまいます。ストレスを抱えることによって、寝不足になってしまうことがあるのです。

3.環境が悪い

猫がよく眠れないのは、環境が影響しているかもしれません。猫の寝床が明るすぎたり、騒がしい場所にあると、落ち着いて眠ることができないのです。

猫のベッドに問題があることもあります。素材によっては暑かったり寒かったりします。猫用ベッドは、夏は通気性のよいものや冷感素材のもの、冬はもこもこの温かいものなど季節によって使い分けましょう。

オールシーズン使用できるものでも、時季によってクールマットやブランケットを敷くなど、調節してあげてもいいですね。

4.加齢によるもの

高齢になると眠っていることがほとんどの猫ですが、浅い眠りで、意外とすぐに目を覚ましてしまうこともあります。

また、認知症になると深夜でもウロウロと歩き回ったり、鳴き続けたり、不安感から眠れなくなることもあります。その結果、寝不足に陥ってしまうのです。

猫が寝不足になるのは病気のこともある?

薄目を開けて横になる猫

体に痛みや違和感があるとよく眠れないものです。それは、猫も同じこと。何度も目を覚ましたり、寝返りをうったりします。

猫がよく眠れていないときは、関節炎などの痛みを抱えているかも知れません。呼吸器系や循環器系の疾患で呼吸が苦しくて眠れないこともあります。あるいは、皮膚のトラブルなどで痒みによって眠れないこともあります。

様子がおかしいと感じたら動物病院で相談しましょう。特に元気がなかったり、食欲が落ちている場合は早めに受診してください。

猫が寝不足のときの対処法

猫用ベッドの中の猫

猫が安心してゆっくり眠ることができるよう、まずは環境を整えてあげましょう。猫が好むのは、薄暗く狭い場所です。キャットハウスを置いたり、家具の隙間などを利用して落ち着ける寝床を用意してあげてください。

高い場所を好む猫もいます。キャットタワーや家具の上などに寝床を作ると安心して眠れることもあります。猫が寝る場所は、気候やその日の気分で好きに変えられるよう、複数箇所に設置してあげるのがおすすめです。

運動不足が安眠を妨げてしまうこともあります。猫が運動できるスペースを確保したり、飼い主さんがおもちゃで遊んであげることも大切です。特に飼い主さんとの遊びはよいコミュニケーションになり、ストレスを解消したり、心の安定にもつながります。

室温にも気をつけて、猫が快適に過ごせるようにしましょう。

まとめ

キャットタワーの上で眠っている猫

猫が寝不足になっていたら、早めに対処してあげる必要があります。安心して眠れる環境を整え、寝心地のよい寝床を用意してあげましょう。

そして、猫が眠っているときは、触ったりせず、そっとしておいてくださいね。

スポンサーリンク