猫は顔に気持ちを出さない
猫の性質
猫ちゃんは、単独で生活し群れを成しません。狩りに有利な単独行動をする性質をもっています。そのため飼い主の事も主従関係を抜きに自分より大きい猫、もしくはただの世話役と思っているといわれています。
嬉しい様な悲しい様な…複雑な気持ちですが一緒に暮らせている以上猫ちゃんに認めてもらえている事は確かなので、気を落とさないで下さいね。
感情表現
猫ちゃんの感情表現は、”しっぽ”でする事が多いです。しかし、これだけではなく身体を使ったり声を使って表現する事もあります。喜怒哀楽が激しい猫ちゃんは、一緒に暮らしていると結構気持ちが分かりやすかったりしますよね。
怒っているな、楽しそうなどの感情は読み取れても愛情表現はどうでしょう?どんな仕草や行動が猫ちゃんからの愛情表現なのか見ていきましょう。
猫の愛情表現
1.お腹を見せて寝る
動物の弱点でもあるお腹ですが、このお腹を見せてゴロンと寝転がったり寝たりする様子は飼い主さんに対して安心し危険が無いと信頼している証です。警戒心が強い猫ちゃんに信頼されるのは飼い主さんからしたらとても嬉しいですよね。
もし目の前で猫ちゃんがゴロンとする事があれば優しく撫でてあげて下さいね。ちなみに筆者の愛猫はこのゴロン状態で撫でると噛みつくので我が家ではこれを”ハニートラップ”といっています。
2.ゆっくりまばたきをする
猫ちゃんを見つめていると、愛おしそうにゆっくりまばたきをする事はありませんか?
実はこのまばたきは好意を猫ちゃんから伝えているサインです。敵意はないよ、と伝えているのです。
猫ちゃんを見つめてゆっくりまばたきされたら、飼い主も同じ様にゆっくりまばたきをして猫ちゃんに好意を伝えましょう。
3.お話をしてくれる
飼い主さんが何かに集中している時や違う部屋にいる時、猫ちゃんが鳴いて話しかけてきたり呼んだりする事があります。
この行動も猫ちゃんからの愛情表現になります。嫌いな人は空気扱いをして距離を取るのでお話をしてくれるのは好かれている証拠です。
筆者の愛猫もよく話しかけてきますが、結構会話が成り立って何を言っているのか分かるので家族や友達はビックリしています。飼い主さんと猫ちゃんだけの秘密の会話ができちゃいますよ。
4.身体をスリスリしてくる
飼い主さんの足元にスリスリと身体をこすりつけてくるこの行動は、猫ちゃんの独占欲の表れです。
自分の物だと主張している愛情表現なんです。おでこや頬などぐりぐりしてくる姿はとても可愛らしいですよね。
ですが、このスリスリぐりぐり結構力が強いので顔にやられると痛かったりします。鼻にやられないよう気をつけて下さいね。
5.着いてくる
お部屋を移動したときやお風呂など飼い主さんが動けば一緒に着いてくる猫ちゃんは、飼い主さんとずっと一緒にいたい可愛い子ちゃんです。大切に思っている飼い主さんを監視してたいという子もいます。
お水が嫌いなのにお風呂まで着いてきてずっと見つめてくる猫ちゃんも最大の愛情表現をしているといえるでしょう。可愛いですが、目を離したすきにお風呂にドボンと落ちないよう注意しましょう。
終わりに
いかがだったでしょうか?猫ちゃんからの愛情表現は分かりやすいものが多いと思います。
猫ちゃんの愛情表現にはこれら以外にもたくさんのものがありますが、どんなものでも愛猫ちゃんからだと嬉しくなってしまいますよね。
ツンデレな猫ちゃんからの愛情表現を見逃さず、お返しできるようにしましょうね。