捨て猫を保護したら、しなければいけない6のこと
捨て猫を保護したら、しなければいけないのはどのようなことなのでしょうか。捨て猫を保護したあと、そのまま自宅で突然飼い始める方もいらっしゃるかもしれませんがいくつかのチェックをしておくことや、しておかなければいけないことがあります。そこでここでは、捨て猫を保護したら、しなければいけない6のことについてご紹介させていただきます。
動物病院へ連れていく
捨て猫を保護したときにいたって元気そうだと「このまま様子を見て飼おう」と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、捨て猫を保護したときには健康状態は見た目で判断せずにきちんと動物病院へ連れていくようにしなければいけません。
平均的な体重があり、衰弱をしていないかなどを検査するだけでなく感染症にかかっていないかなどをチェックします。野良猫のほぼ100%が感染してしまっている猫エイズなどになっていないかなどもチェックをしましょう。
もし感染症になっていれば治療をしたり、防げるものであればワクチンを必ず接種しておかなければいけません。
また、外にいたのであればノミなども体に潜伏してしまっています。自宅で飼っていると飼い主にまで被害が出てしまったり猫が皮膚炎などを引き起こしてしまう可能性もあるので動物病院へ連れていった際にこちらも駆除してもらいましょう。費用は2,000~3,000円程度で駆除をすることができます。
本当に野良猫なのか確認をしておく
野良猫は保護をしてから「実はよそで飼われていた猫が脱走しただけだった」ということも良くあります。飼ってしばらくしてから返すことになってしまっても少し悲しい気持ちにもなってしまいますよね。そのようなことがないようにするためにも、きちんと保護をしたならすぐに元々飼い主がいないのか、捜索届けが出ていないのかなども確認しておくことが大切です。
確認をするときには
- 動物病院
- 警察
- 保健所
などに問い合わせてみましょう。
また猫に首輪がついていないか、マイクロチップが装着されていないかなどもチェックしてください。
部屋を隔離して慣れさせる
これは先住の猫がいる場合になのですが、突然野良猫がやってくると先住の猫も野良猫もパニックになってしまったり喧嘩をしてしまうこともあります。そのようなことがないようにするためにも、まずは隔離をして様子を見ましょう。
また先住の猫がいる場合には野良猫が感染症にかかっていた場合にうつってしまうこともあるので、きちんと動物病院で感染症になっていないかの確認をしてから一緒の空間で過ごせるようにしてあげてください。
トイレをしつける
野良猫を保護したあとには、徐々に自宅で飼うことに慣らしていってあげる必要があります。一番大切なので「トイレ」です。子猫の場合は、簡単にしつけることができるのですが成猫の場合にはあちこちでしてしまうこともあるかもしれません。飼い主が根気強くしつけてあげてください。
しつけ方としては、
- 地面をカリカリしている
- なんだかソワソワと落ち着きがない
- あちこちを嗅いでいる
これらのような行動があったときにトイレまで連れていってあげましょう。そして、トイレを上手にできたときにはたくさん褒めてあげることが大切です。はじめは、失敗してしまうこともあるかもしれませんが繰り返し教えてあげることで猫はトイレの場所をきちんと覚えてくれます。
キャットフード準備
野良猫を保護したときには、今後食べていくことになるキャットフードを準備してあげることが大切です。キャットフードには様々な種類がありますが、まずは「年齢」に合った餌を選んであげましょう。
そして、健康で長生きしてもらうためきも
- 添加物の少ないもの
- 着色料などが使われていないもの
- 4Dミートが使われていないもの
などを選んであげてください。
4Dミートと聞くと「お肉だからいいんじゃないの?」と勘違いしてしまいますが4Dミートは死んでしまったり病気だった動物の肉の可能性が高いです。どこの何が使われているかもわからないような食材は猫の健康面にも不安ですよね。ですので、キャットフードはチキンやまぐろなど曖昧に表記をされていないものを選らんであげてください。
寝床を作る
猫は、縄張り意識が高いのでパーソナルスペースが必要になってきます。野良猫だと、特にしばらくは縄張り意識が強かったり警戒をしてしまいストレスを溜めてしまうことも予想されますので自分だけの場所を作ってあげましょう。また、落ち着いて寝ることができるようなキャットハウスなどの寝床を作ってあげてください。
まとめ
野良猫を保護したときには、健康状態を知るためにも「動物病院」へ必ず連れていきましょう。また感染症にかかっているときにはワクチンなどを接種し、ノミの駆除などもしておくようにしましょう。自宅で飼おうと思うときには「本当に飼い主がいないか」ということを動物病院や警察、保健所で確認をしてから、迎え入れてあげてくださいね。