猫と暮らす家で『ノミ』を見つけたときの対処法4つ 室内飼いでも警戒すべき理由や駆除する方法

猫と暮らす家で『ノミ』を見つけたときの対処法4つ 室内飼いでも警戒すべき理由や駆除する方法

猫との暮らしの中でノミを見つけたら、驚いたり不安になったりしてしまうものです。しかし、正しい知識を持てば解決することができます。家でノミを見つけたときの対処法などをご紹介します。

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記事の監修

麻布大学獣医学部獣医学科卒業後、神奈川県内の動物病院にて勤務。獣医師の電話相談窓口やペットショップの巡回を経て、横浜市に自身の動物病院を開院。開院後、ASC永田の皮膚科塾を修了。皮膚科や小児科、産科分野に興味があり、日々の診療で力を入れさせていただいています。

猫との生活でノミを見つけたときの対処法4つ

診察される猫

1.動物病院を受診して駆虫薬を処方してもらう

猫と暮らす家の中でノミを見つけたら、まずは猫を連れて動物病院へ相談してください。市販されている薬もありますが、病院で処方される駆虫薬は効果が高く、猫の健康状態を診ながら最適なものを選んでもらえます。

また、ノミが原因で他の病気になっていないかも確認できるため、受診するのが解決への一番の近道です。

もし他にも猫や犬がいる場合は、全員分の薬が必要です。同居している全員の種類や体重を伝えれば、その子の分のお薬も出してもらえることが多いので、まずは動物病院に相談をしてみましょう。

2.ノミ取り専用のくしを使う

猫の体にノミがいる場合、目の細かい「ノミ取りくし」を使って丁寧に取り除いてあげましょう。捕まえたノミは、絶対に指でつぶさないように注意してください。つぶすと体内の卵が飛び散る恐れがあるため、中性洗剤を溶かした水に沈めて処理するのが安全です。

3.部屋の隅々まで掃除機をかける

ノミの卵や幼虫は、猫の体よりもカーペットやソファ、部屋の隅に潜んでいることが多いです。掃除機を丁寧にかけることで、これらを物理的に取り除くことができます。吸い取った後のゴミは、すぐにビニール袋に入れ、口を縛って捨てることが大切です。

4.布製品の洗濯や処分を行う

猫が使うタオルや敷物は、こまめに洗濯しましょう。ノミは熱に弱いため、60度以上の熱湯に浸してから洗うか、乾燥機を活用すると死滅させることができます。

熱が使えない素材や、中までノミが入り込んだ大きなクッションなどは、思い切って処分するのが確実です。捨てる際は、その場でビニール袋に入れて口を固く縛り、家の中にノミを落とさない工夫をしましょう。

室内飼いでもノミ対策が必要な理由

靴の隣にいる猫

外から人間や荷物が持ち込んでしまうリスク

猫が外に出なくても、飼い主さんが外出した際に、服や靴にノミが付着して家に入ってしまうことがあります。特に草むらの近くを歩いた後や野良猫などに接触した際は注意が必要です。

また、宅配便の段ボールなどの荷物に付着して侵入するケースもゼロではないため、室内飼いだからといって安心はできません。

他の動物との接触による侵入

庭やベランダに遊びに来る野良猫や、近所の散歩中の犬からノミが移ることも考えられます。網戸越しに接触したり、ノミが隙間から飛び跳ねて入ってきたりすることもあるからです。

家の中は一年中温かいため、一度入ってしまうとノミにとって非常に過ごしやすい環境になってしまいます。

まとめ

後ろ足で顔をかく猫

家の中でノミを見つけると、掃除が足りなかったのではないかと不安になるかもしれませんが、ノミはどこからでも侵入する可能性があります。ですが、早めに対処を始めれば必ずいなくなります。

まずは病院の薬でしっかりと駆除し、部屋を清潔に保つことです。適切な対策を続けて、猫も飼い主さんも安心して過ごせるようにしましょう。

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