抜け毛が多いとされている猫種6選

抜け毛の多さは、見た目のふわふわ感だけでは判断しにくいものです。実際には、短毛でもよく抜ける猫種はいますし、長毛では毛玉対策まで含めて考える必要があります。
まずは、抜け毛が多い傾向のある代表的な猫種を見ていきましょう。
1.アメリカンショートヘア
短毛ですが被毛がしっかりしていて、換毛期になると抜け毛がかなり目立ちやすいタイプです。毛が短いぶん、服やソファに刺さるように付きやすく、掃除の大変さを感じやすいことも。
対策としては、ラバーブラシや獣毛ブラシでこまめに抜け毛を取ることが効果的です。特に換毛期は、普段より少し頻度を増やすと管理しやすくなります。
2.スコティッシュフォールド
見た目は短毛でも、被毛が密で細かい毛が多く、抜け毛が気になりやすい猫種です。抜けた毛がふわっと舞いやすいため、床や布製品に広がりやすいと感じることもあります。
対策としては、毎日の短時間ブラッシングに加えて、部屋の加湿や静電気対策を意識すると、毛の舞いや付着を少し減らしやすくなります。
3.ラグドール
ラグドールは長毛で、やわらかくふんわりした毛質が特徴です。そのぶん抜け毛も目立ちやすく、放っておくと毛玉ができやすくなるため、抜け毛と絡まりの両方に注意が必要です。
コームとスリッカーブラシを使い分けて、毛玉になる前に整えておくと、日々の管理がしやすくなるでしょう。
4.ペルシャ
ペルシャは被毛がとても長く、密度も高いため、抜け毛の多さを実感しやすい猫種です。毛玉もできやすく、毛づくろいで飲み込む毛の量が増えることで、毛球症(もうきゅうしょう)のようなトラブルにつながることもあります。
毎日のブラッシングを基本にしつつ、汚れやすい部分や絡みやすい部分は部分カットも視野に入れると、かなり管理しやすくなります。
5.メインクーン
メインクーンは体が大きく、被毛の面積も広いため、抜け毛の総量が多くなりやすい猫種です。毛質は比較的さらっとしている子もいますが、換毛期にはしっかり抜けるため油断できません。
体が大きいぶん、一度に全部をブラッシングしようとせず、背中・お腹・しっぽなど部位ごとに分けて進めると続けやすいです。
6.ノルウェージャンフォレストキャット
寒い地域がルーツの猫種で、厚みのある被毛を持っているため、換毛期に下毛がまとまって抜けやすいタイプです。季節の変わり目に「急に抜け毛が増えた」と感じやすい猫種でもあります。
対策としては、換毛期に入ってから慌てるより、少し前からブラッシングの頻度を上げておくと、抜ける毛を早めに落としやすくなります。
なぜ抜け毛が多くなりやすいの?

抜け毛の多さは、「長毛か短毛か」だけで決まるわけではありません。大きく関わるのは、下毛を持つダブルコートかどうかという点です。
ダブルコートの猫は、季節の変わり目に下毛が一気に抜けやすいため、短毛でもかなり毛が多く感じられることがあります。
そのため、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドのように、見た目はすっきりしていても抜け毛が多い猫種は珍しくありません。
「長毛だから大変」「短毛だから楽」と単純には言い切れないところが、猫の抜け毛対策の難しいところです。
抜け毛対策の基本

抜け毛対策は、猫種ごとの特徴を押さえつつ、基本のケアを続けることが大切です。毎日完璧にやろうとするより、無理なく続けられる形を作るほうが現実的です。
- 換毛期はブラッシングの回数を少し増やす
- 毛質に合うブラシを選ぶ
- 毛玉ができやすい猫は「できる前」に整える
- 部屋の掃除や加湿で毛の舞いを減らす
- 皮膚トラブルや急な抜け毛増加がある場合は受診も考える
特にブラシ選びは大切で、短毛ならラバー系、長毛ならコームやスリッカーを組み合わせると使いやすいことが多いです。その子に合う道具を見つけるだけでも、抜け毛ケアのしやすさはかなり変わってきます。
まとめ

抜け毛が多い猫は、長毛だけでなく、ダブルコートなど被毛の構造によっても左右されます。そのため、見た目だけで「この猫種は楽そう」と判断しないことが大切です。
対策の基本は、毛質に合うブラシを選ぶことと、換毛期に合わせてケアの頻度を少し上げることです。無理なく続けられる方法を見つけて、猫も人も快適に過ごせる環境を整えていきたいですね。