殺処分ゼロを目指す為にできること
せっかく生まれてきた犬や猫の命が殺処分という形で失われています。
ボランティア活動をされている方が保護して引き取り手を探す一方で、野良猫や、捨てられてしまった猫などが増えてしまっています。
私達ができることは、無責任に子供を産ませない、外飼いするなら去勢·避妊手術を行うことです。
ペットを飼うときは、責任を持って飼わないと行けないのですが「大きくなったから」「世話が大変」等の理由で捨てることにより、人間の身勝手から殺処分の道へと導いているのです。
救えない命を増やさない為の去勢と避妊
ボランティア活動をされている方の中には、野良猫を一旦保護して去勢·避妊の手術をしてくれています。
子猫や病気の猫など、外で生きていくのが難しい猫に対しては、手術の後保護して里親を探したりと言う活動をしています。
猫を引き渡す前に、去勢と避妊を済ませてくれているので、手術をする費用が要らずに安心して飼うことができます。
では外に出さないなら去勢·避妊はしなくても良いのでしょうか?
猫に去勢と避妊をするメリット
家の中でしか飼わない場合でも、猫に去勢と避妊手術は必要です。
発情期になると、声がうるさい、マーキングをする、外に出たがる理由もありますが、猫にとっての最大の理由は、病気を予防できることです。
メスの場合発情すると、ホルモンの分泌により乳腺が刺激され乳腺腫瘍になる可能性があるのです。
また、生殖器の病気であげられるのは、卵巣· 子宮· 精巣· 前立腺などです。
それらから子宮蓄のう症や生殖器の悪性腫瘍、等の病気が発症してしまう可能性もあるのです。
去勢·避妊手術を行うことで生殖器自体がなくなるので病気の不安を減らせます。
去勢·避妊手術は、発情期を迎える生後7か月前に手術をすることが理想です。
メス猫の場合は、最初の発情期を迎える前に避妊手術をすることで悪性の乳腺腫瘍を防げる確率が上がります。また、交尾行動によって感染する猫のエイズ感染症を防ぐことができます。
猫の去勢·避妊の費用が難しい場合の助成金制度
全ての飼い主に適用される訳ではありませんが、全国で去勢·避妊手術にかかる費用を一部負担してくる助成金制度と言うのがあります。
地域により対応は異なりますが、ホームページや病院で話を聞いて見るのもいいと思います。
私の飼っている猫も引き取る前に、ボランティア活動をされている方が、助成金制度を使って去勢手術をしてくれていました。
まとめ
私が飼っている猫3匹は、全て里親募集の所から引き取った猫達です。
私ができることは、行き場のない猫の命を救うために里親募集の方の猫を引き取るボランティアをしています。
家の広さから3匹が限界ですが少しでも救えていると思います。
多頭飼いは、去勢をしてない猫同士が発情期になるとケンカの原因にもなります。
去勢·避妊手術をすることで発情と言うストレスもなくなります。
また、デメリットは、術後太りやすくなるという所なので食事や運動を心がけてあげましょう。