猫人気で「キャット・シッター」への需要が急増 春節シーズンは睡眠時間を削っての対応も 中国

猫人気で「キャット・シッター」への需要が急増 春節シーズンは睡眠時間を削っての対応も 中国

中国の旧正月期間中、不在になる飼い主に代わって猫の世話をする事業が人気を呼びました。上海を拠点にする男性シッターは、睡眠時間を削って顧客のニーズに対応し、この期間に367万円を稼いだといいます。

休暇中に高まるシッターへの需要

体を拭いてもらう猫

画像はイメージです

中国では、猫をペットにする人がどんどん増えています。これに伴い、旅行中の猫を世話してくれる「シッター」への需要も高まっています。

2026年の春節(旧正月)シーズン期間中、16万元(約367万円)を稼いだというシッター業の男性もいます。

1991年生まれで、上海を拠点に「訪問による餌やりサービス事業」を展開するフアン・コンさんは、4人の従業員とともに飼い主が不在中の猫の世話を行いました。

春節の前後20日間ほどで、彼のチームは約2000件の「訪問による餌やりサービス」を行い、そのうち約1000件はフアンさん自身が担当しました。顧客の80%以上は帰省により不在になる人たちです。多くの顧客が毎年彼のサービスを利用しています。

1人で1日55件の飼い猫を訪問

春節の衣装を着た猫

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連休中、彼は毎朝午前3時に家を出て夜の10時や11時まで働くため、平均睡眠時間はわずか3、4時間ほどです。もっとも忙しい日には、55件もの依頼をこなしたといいます。

1回の訪問時間は10分から15分ほど。猫トイレの掃除、餌と水の補充、猫の健康状態の確認、窓や電化製品の点検、ゴミ出しなども含まれます。

薬の投与や爪切りといった追加サービスは、依頼内容が妥当だと判断できれば無料で提供しています。彼のサービスは中国都市部ではほぼ平均的な価格帯です。上海市内の嘉定区では訪問1回で60~80元(1400~1800円)、その他の地域では100元(2300円)、遠方や複数の猫を飼っている家庭では200元(4600円)だそうです。この価格は過去9年間ずっと変わっていないといいます。

今後も成長する「猫のシッター」サービス

餌場にやってきた猫

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「このサービスを始めたころに比べると、需要は大幅に拡大しています。昨年の春節時期には270世帯を訪問しましたが、今年は320世帯に増加しているので、18%増になります。年末までにはさらに約25%の成長を見込んでいます」という彼。

こうしたサービスは中国本土のソーシャルメディア上でも話題になっていて、人々は次のような感想を投稿しています。

「昨日、訪問型の猫シッターサービスを利用しました。シッターさんはわたしたちとずっとビデオ通話をしながら、猫に餌をあげたりトイレの掃除をしてくれました。春節期間中、この自宅訪問のおかげで本当に安心できました」

「敏感だったり臆病だったりする猫を扱うのは大変なこと。シッターは猫の健康だけでなく、その家の財産を守る責任も負わなければなりません。責任重大な仕事です。みんなが出かける春節期間中にシッターが多大な収入を得るのは、当然のことです」

出典:Chinese man earns US$23,000 in holiday week through cat-feeding services

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