ワンルームで猫と快適に暮らす方法

1.日光浴ができる

猫にも人間や他の動植物と同じように日光が絶対に必要です。猫は元々グルーミングで身体を綺麗に保っていますが、日光に当たることによりお風呂に入る効果や殺菌効果があると言われダニやノミの予防にもなります。
ワンルームの部屋が寒いときには猫の安心できる体温を保つ場所として、質の良い睡眠を摂取するため、カルシウムの吸収を促すためなど猫の身体を丈夫にするためにも日光を必要とします。このような理由から猫と暮らすワンルームにも日光が当たることが必須です。
2.外を覗ける窓がある

猫は飼い主との家をテリトリーと考えているためにワンルームの部屋から外に出たいとはあまり思ってはいないそうです。しかしワンルームにある窓からの景色を見ることはとても大好きです。
飛んでいる昆虫や鳥などに興味を示したり、人や車の動きを楽しんだりと窓からの景色はストレス解消にもなっているようです。特にワンルームに出窓があると猫は喜んでくれるようです。
3.風の通り道がある

日光とともに、空気がこもらない、風の通り道のあるワンルームが良いでしょう。トイレの臭いも風が通れば解消されやすくなりますし、空気の澱みをなくすことは生き物には大切です。
4.あまり外の音がやかましくない

猫の鋭い聴覚のために、大きな音が出る施設の近くにあるワンルームは避けたいところです。人間には大丈夫な音でも猫にとっては大騒音になりかねない音もあります。
なるべく静かな場所にあるワンルームを探してみてください。
5.ちょっとした直線コースがある

猫は直線ダッシュが大好きです。玄関から部屋まで一直線に走れるようなワンルームの間取りが良いでしょう。ベッドを直線上に置いても、ベッドの高さをダッシュの一部分にして猫の楽しみにすることもできます。
6.テリトリーを作れる広さがある

遊んだり眠ったり、猫が自然に暮らせるテリトリーを作れるように適度な広さも必要になるようです。人間と足の踏み場で喧嘩をしてしまわないようなワンルームをイメージしてみてくださいね。
7.窓の外に他の猫のなわばりがない

案外見落としてしまいがちなことが、ワンルームの窓の外に他の猫が出現することです。外は他の猫の縄張りになっていることがあります。中には威嚇をしてくる縄張り猫もいます。
愛猫が気にして怯えるのはストレスになってしまいます。入居を考えてみたいワンルームの周りに尿の臭いがしていないか、ウンチが落ちていないかなどチェックしてみましょう。一階ではなく二階以上なら解決する場合もあります。
ワンルームで猫と暮らす際の気をつける点

ご近所の方へ配慮をしましょう
- 防音対策
- 臭い対策
一戸建てでも集合住宅でも、人間は一人きりで暮らしているのではなく様々な人たちとの関わりがあります。最近は以前よりペットと一緒に住むことができるワンルームマンションやアパートも増えてきています。
しかしデータによりますと、猫を含め動物嫌いな日本人は現在4人に一人と言われています。お住まいのワンルームのご近所の方が「猫が苦手である」という可能性は高いです。
このことも考え猫の出す音や臭いに対処ができるように、床に防音効果のあるカーペットを敷いたり、部屋の大きさに見合う空気清浄機を設置したりするなど、飼い主の努力は必要です。
猫の去勢や避妊手術も鳴き声やマーキングに対しての解決方法の一つとなります。猫トイレの置き場を人間のトイレ内に設置したり、洗面台の横にしたりすると臭い対策にもなります。
猫がストレスを溜めないようにする

ワンルームでは猫が運動ができるように上下運動のできる場所や、猫の隠れることができる落ち着いて眠れるスペースを確保することが大切です。
運動のできる場所としましては王道のキャットタワーを用意したり、人間の使用している棚をだんだんにレイアウトして運動スペースにしたりと工夫していただいても勿論大丈夫です。
愛猫と飼い主が共に喜べるようなインテリアを中心に取り入れると、万が一猫が気に入らなくても人間が使うことができます。猫のケージや寝る場所はベッドの下や棚の中に設置したり、段ボール好きな猫には遊び場として置いたりしてあげても良いでしょう。
飼い主が落ち着いて暮らしましょう
猫は飼い主の健康状態に敏感です。
仕事のストレスはなるべく外で解消するようにしてくださいね。そしてペット不可のワンルームに内緒で暮らすのは絶対に飼い主にも猫にもストレスになりますのでやめましょう。正々堂々と猫とのワンルーム暮らしを堪能することがお互いの幸せの第一歩です!
まとめ

ワンルームで猫と快適に暮らすための7つの方法!につきましてお話をさせていただきました。猫と充実した素敵なワンルーム暮らしに必要なことは、猫と飼い主のお互いに共通の価値観が多いことに気が付きますよね。
これから猫とワンルームに住みたいと計画していらっしゃる皆様に素晴らしい日々がきますようにお祈りしております。