落ち着かない猫はこんな行動にでる
猫はいつでも、落ち着ける場所を探します。知らない人や、匂いに敏感に反応します。猫は落ち着かない時にグルーミングをして落ち着かせようとします。落ち着きが取り戻せない時に見せる行動を紹介します。
ご飯を食べない
知らない人がいる時は、ご飯も食べないトイレもしない事があります。
私の飼っている猫は、新しい家族が増えた時、ご飯を何日も食べない行動がありました。お腹は空いていても、落ち着いてゆっくり食べられない事からで我慢しているようにも見えました。
よく鳴く
普段からあまり鳴かない猫が、よく鳴くようになります。
自己アピールをするように、鳴きながらウロウロします。何かを伝えているかのように飼い主さんの顔を見ながら鳴くこともあります。
1人になりたがる
猫は縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入らせないようにします。
しかし、大人しい猫は威嚇をするよりも、1人になれる場所に移動します。
狭い所に入る
洗濯機の隙間や、タンスの隙間など狭い所に入ろうとします。
また、布団や絨毯の中に潜って身を潜めようとしているかのようです。
飼い主さんのそばに来る
落ち着かない気持ちから、飼い主さんのそばに寄ってくる事があります。
信頼関係から、安心できる場所とわかっているのかも知れません。
落ちつかせてあげる解決法
いつも通りの行動をとる
ご飯を食べないからと言って、ご飯をあげても無駄と判断しないでいつも通りの時間に与えるようにしましょう。
猫が落ち着いてご飯が食べられるまで待ってあげましょう。また、好きな味を足してあげたり、量を減らしてあげたり食べやすい方向に持って行ってあげるのも良いと思います。
無視しないで返事する
猫が鳴いている時は、何かしら理由があります。
うろうろしながら鳴いている場合は、落ち着ける場所を探しているのかも知れません。また、飼い主さんに向かって鳴く時は、甘えたい、助けてと伝えているのかも知れません。
「大丈夫だよ」と声をかけて撫でてあげたり、落ち着ける場所を作ってあげるといいと思います。
落ち着ける場所を作る
猫は落ち着こうとする為に、落ち着かせる方法を何パターンも持っています。
暗くて狭い所は、猫にとって最も落ち着ける場所のひとつです。隙間などは、体が密着して安心するようです。
1人になりたがる時は、そっとしてあげましょう。落ち着いたらひょこっと出てくるかも知れません。
落ち着かない環境に慣れさせる
猫が落ち着かない理由は必ずあると思います。
原因を知った上で、対処出来ることはしてあげましょう。環境の問題については、猫もいずれは慣れてくれるはずです。少しずつゆっくりと慣れさせる事で、トラウマにならずに克服出来るかもしれません。
苦手な事から逃げていても、ストレスになるので、危険では無い事をわからせれば次第に慣れて行くと思います。
まとめ
猫が落ち着かない時に、飼い主さんが出来ることは原因を突き止めてそれに対処していく事が解決に繋がります。
猫の、安心出来る環境作りを整える事が大事なのですが、慣れない環境に慣れさせる事が必要な時もあります。
そういう時は、無理矢理慣れさせずに時間が解決したり、猫自身が危険ではないと判断する事で解決する場合もあると思います。