飼い主が迷いやすい『大型・高額な猫グッズ』4選 失敗しないための選び方もご紹介

飼い主が迷いやすい『大型・高額な猫グッズ』4選 失敗しないための選び方もご紹介

あるペット保険会社の調査によると、猫に関する支出額は年々増加しています。「愛猫には惜しみなくお金をかけたい!」という心意気が伺えますが、大型で高額な猫グッズは失敗したときのリスクも大きく、購入を迷いがちです。そこで今回は、キャットタワーやケージなど、特に注意して選びたい大型・高額な猫グッズ4つをピックアップし、失敗しないための選び方を解説していきます。

1.キャットタワー

キャットタワーの上にいる猫

上下運動に欠かせないキャットタワー。

毎日猫が上り下りして遊ぶものだからこそ「安全性」に最も気を配る必要があります。

導入後も長く安全に使わせることができるよう、ぐらつきはないか、消耗した場合のパーツ交換は可能かなど、購入前によく確認しましょう。

素材も見逃せないポイントの1つです。

例えば「木製」の場合は掃除がしやすく、抜け毛も目立ちにくいメリットがありますが、滑りやすさに注意しましょう。

必要に応じて、滑り止めシートを貼り付けて対策すると安心です。

もしシニア猫や子猫に使ってもらうことを考えているなら、ステップの数は少なめをおすすめします。

性能のよさだけではなく「愛猫が快適に使えるか」も重視しましょう。

2.ケージ

ケージでくつろぐ猫

ケージは、飼い主さんの「活用頻度」と照らし合わせながら検討するとよいでしょう。

最初に使うシーンとして最も多いのは、愛猫を迎え入れたタイミング。

子猫があちこち行くことを予防し、人慣れしていない成猫も徐々に環境に慣らしていけるため、大変便利です。

スペースが取れるのであれば、上下運動ができる2段タイプを選ぶのが理想ですが、1段でも、立派な個室空間となります。

むしろシニア猫や子猫には、1段の方が安全です。

毛布や食事台、トイレなどを設置して使うことが多く、十分なスペースが確保できるかも確認しましょう。

ちなみに、2匹の愛猫と暮らす筆者宅では基本的に使っていませんが、災害や病気のケアを想定し、折りたたみタイプを保管しています。

3.自動給餌器

自動給餌器でゴハンを食べた猫

自動給餌器は、食事の時間を一定に保ちやすく、特に「お留守番」時に重宝します。

残業などで帰宅が遅くなっても、ゴハンを遅らせずに済むため、猫も飼い主さんも安心です。

ただし、多頭飼いの場合は、設置する数なども十分考慮する必要があります。

1匹につき1台用意するか、受け皿が2つ以上あるタイプを選ぶのが理想です。

利便性が高い一方で、意外と盲点なのがメンテナンス。

パーツの分解や洗いやすさ、故障時の対応のしやすさは、必ず確認しておきましょう。

また、機械に任せきりにすると、食欲不振などの変化を見逃してしまうことも。

留守番時だけ活用するのも使い方の1つですので、生活スタイルに合わせて検討しましょう。

4.ペットカメラ

ペットカメラと猫

留守中の猫をリアルタイムで見守ることができる、ペットカメラ。

飼い主さんの安心感を支えるだけでなく、人のいない時間に猫がどんな行動をしているのか、知られざる一面をのぞくことができます。

体調が気になるときの観察や、地震などの災害時の安否確認にも役立つアイテムです。

外出先からスマートフォンで映像を確認できるタイプが多く、設置スペースも取らないため、比較的導入しやすいのも魅力でしょう。

まだ所有率はあまり高くはなく、口コミが少なく感じるかもしれません。

購入時は、広い範囲を映せるか・画質が十分にきれいかを漏れなく確認しましょう。

また、置き型タイプの方が設置はラクですが、猫のいたずらには十分ご注意ください。

まとめ

リラックスしている猫

猫グッズは、大きなものや高額なものほど購入を迷いやすいもの。

どのグッズも「導入すること」自体を目的にせず、愛猫の性格や生活環境に合っているかをよく考えて選びましょう。

自動給餌器やペットカメラは、ゴハンの管理や見守りをサポートしてくれる頼もしいアイテム。

飼い主さんの負担を軽くしてくれる一方で、機械に頼りすぎるとコミュニケーションや体調の管理が滞ってしまう可能性もあります。

便利さを上手に取り入れながら、愛猫との時間を何より大切にお過ごしください。

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