1.暖かいから

猫は温かい場所が好きというのは多くの人が知っていることだと思いますが、炊飯器の上も猫のお気に入りの場所となってしまうことがあるのだそうです。
そのため気温の高い夏よりも涼しくなってからの季節のほうが炊飯器の上に乗ってしまうことが多いようです。
炊飯器に乗ること自体を衛生的に問題と思う飼い主さんもいらっしゃるでしょうし、炊飯器に乗ること自体はあまり気にしていないという飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
ですがご飯を炊いている時に熱い蒸気が出てくる際に乗ってしまうと思わぬヤケドをさせてしまう危険性もあります。そのため猫が炊飯器に乗るのを問題に思っていないご家庭も『炊飯中』だけは猫を近づけないようにするほうが良いでしょう。
2.乗りやすいサイズだから

段ボールにも言えることなのですが、猫は自分の体にピッタリもしくは少しギュウギュウくらいのサイズ感のものが好きな子も多いようです。
そのため炊飯器の上が自分にジャストフィットのサイズだと判断すると普段からベッド代わりにしてしまうこともあるのだとか。
炊飯器の上は猫にとって『普段より高い場所』という認識もあるでしょうから、一度乗られてしまうと余計にお気に入りの場所と化してしまうこともあるようです。
猫にどうしても炊飯器に乗られたくないという方は、猫が乗ることのできない場所に炊飯器を設置するなどの対策をしたほうが良いでしょう。
3.ご飯の匂いにつられてしまった

愛猫が普段から食いしん坊で飼い主さんの食事にも興味津々だったりした場合、ご飯を炊いている最中の匂いにも敏感に反応してしまうことがあります。
炊飯器の上で「おいしそうな匂いだにゃ…」なんて思いつつ、いつ食べさせてもらえるのか楽しみにしている可能性もあるかも知れませんね。
人の食べ物は猫に実害がないものであっても絶対にNGという方針の飼い主さんであれば、盗み食いを防止するためにもご飯の時間に猫をキッチンに入れないようにする等の対策が必要になってくるかも知れません。
まとめ

猫の中には、炊飯器に乗りたがる子もいます。筆者宅の猫たちは、炊飯器どころか飼い主の食事にも一切興味がない子ばかりなため、そういった猫が結構いることを知って驚きました。
炊飯器に乗ること自体は構わないというお宅でも、蒸気が出ている時などはヤケドの可能性もあります。炊飯器の使用中だけは猫が乗らないように注意してあげてくださいね。
秋から冬にかけては特に炊飯器の温もりを欲するようになる機会も増えるかも知れませんので、必要なら対策を考えるのも良いでしょう。