車に轢かれている猫を発見
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2008年2月12日深夜立川市の神社前で車に轢かれていました。 その後、後続車にもはねられましたが、2台とも止まらずに行ってしましました。 最初にその猫をみたときはもう助からないと思ったのですがその猫を夜間緊急病院に連れていきました。その時獣医さんがこの子は助かる顔をしていると言ってくれて、治療をすることになり、今ではあの言葉に本当に感謝しています。
奇跡の復活
最初、意識がありませんでしたが、夜間救急病院に連れて行ったところ幸い、その猫はは2回も轢かれたのに打撲、歯の損傷、鼻血、擦り傷等で元気になりました。
車にひかれた猫を家で保護する事に
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保護して4日経つ頃には顔の腫れも引き自力でちょこちょこ動くようになりました。ただ、まだ怖いのかトイレの上が居場所になってしまいました。トイレの上が安心するらしくトイレをしたらそこに寝るので体はおしっこ臭くなってしまいましたが、怪我をしているため洗うわけにも行かず拭くだけシャンプーでなんとか対応しました。
傷が治る頃には元々誰かに飼われていたのかと思うほど懐いていました。寝るときは一緒に布団に入って、腕まくらを要求してきたり、お風呂に入ってもドアの前でずっと鳴いて呼んでいるような子になりました。
病院きらいな「なじゃう」
保健所、警察に届け出をしましたが名乗り出る人はいませんでした。私はその猫を「なじゃう」と名づけました。なじゃうは基本的にとてもいい子でしたが病院がとにかく嫌いで病院に連れて行く時だけはこちらも怪我をする覚悟でした。
保護した猫「なじゃう」今の生活
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なじゃうが来るまでは猫を飼うことは考えていませんでしたが、今では猫なしの生活など考えられないほどなじゃうは私の宝物になりました。テレビを見ていたら横にくっついて寝て、ご飯を食べていたら膝の上で寝て、夜はもちろん一緒に寝てというような生活を続けていました。
慢性腎不全になってしまった
2016年までは特に病気になることもなく元気に暮らしていましたが2016年11月に猫で最も多い病気慢性腎不全になってしまいました。胃液を何度も吐き、食欲はなく、体重もどんどん落ちて行きました。
腎不全は完治することはなくどんどん進行して最終的には死んでしまう病気です。だめになった腎臓を治す薬はなくなんとか進行を食い止めてる毎日です。
クレアチニンという腎臓の数値もレベル5の7以上を出していて、病院でも覚悟しておいてほしいといわれましたが、食事改善、輸液、サプリメント、なじゃうの治そうとする気持ちにより数値は3まで落ち、あれから1年半経ちますが、今は数値も安定していて元気に暮らしています。