なぜ「猫を飼うと婚期を逃す」と言われているの?
世間ではよく「独身女性が猫を飼ってしまったら婚期を逃がす」と言われています。
この噂は、ある意味当たっている部分があります。
結婚適齢期の独身女性が猫を飼い始めると、予想以上の満足感や癒しを味わうことができるため、猫がいるだけで充実した毎日を感じてしまうのです。
なぜ独身女性が猫を飼うと婚期を逃してしまうのか、詳しい理由について以下の項目で紹介します。
恋人がいなくても寂しくなくなるから
猫の存在感はとても大きいものです。
家に帰ってきたら出迎えてくれたり、ごはんをねだったり、遊んでほしいと甘えてきたりといった行動を見せてくれます。
毎日このような可愛らしいリアクションを見せてくれる猫が一緒にいることによって、寂しさを感じることが一気に少なくなるため、「一人だと寂しいから恋人を作ろう」という気持ちがだんだん薄れていく傾向にあるのです。
猫に対してお金や時間を使いたくなるから
猫を飼うのであれば、餌やトイレ関連のグッズ、猫用おもちゃ、必要であればキャットタワーなどを用意しなくてはいけません。
初期費用がかかる上に、餌や猫砂などは定期的に購入し続ける必要がありますし、猫が病気や怪我をしてしまった時は動物病院に連れていかなくてはいけません。
動物病院の場合、ペット保険などに入っていないのであれば保険を適用することはできず全額負担となるため、かなりの出費になることもあります。
このように、猫一匹飼うだけでもそれなりの金額が必要になってくるため、デート代よりも猫のためにお金を使いたいという考えに変わる飼い主さんは多いです。
また、休日など時間がたくさんある時でも「節約したいから外出したくない」「猫とたくさん遊びたいから出かけたくない」といった考えに変わる人も多く、猫との時間が多くなる傾向にあるため、自然とインドア派になる人も多いのです。
そうすると、出会いのチャンスも少なくなっていきます。
結婚を諦めたから猫を飼ったという人も多い
中には「もう結婚は無理だと思ったので、猫を飼うことにした」という人もいます。
このような場合の人は、猫のせいで婚期を逃したというよりも、婚期を逃したから猫を飼ったという状態に近いでしょう。
もちろん、結婚=幸せとは限らないため「結婚しない」「猫を大事に育てていく」と決めたのであれば、それはそれで素晴らしい選択といえます。
猫を飼っていても婚期を逃さないためのコツ
とはいえ、「猫を飼っているけど結婚はしたい」という方もいるでしょう。そのような場合は、以下の点を意識して生活を少し変えてみることをおすすめします。
「猫との暮らし」と「婚活」をきちんと切り分けて考えれば、どちらも両立することは可能です。
猫のお世話以外のことにも興味を持つ
猫オンリーの生活になっているせいで出会いの場が少なくなっている場合は、猫以外のことにも趣味を持つなどのアクションを起こしましょう。
猫を飼う前にハマっていた趣味や、ちょっと気になっている趣味などにトライしてみるのもおすすめです。
また、友達からの誘いなどを受けた場合は「猫がいるから…」といって無下に断らず、前向きに検討してみるのも大切です。
同じ猫好きの男性を探す
「猫以外に趣味なんて持てない!」という場合は、同じ猫好きの男性を探してみるのもひとつの方法です。
最近では猫ブームの影響もあり、猫好きな人は男女問わず増えています。
また、猫好きさんだけを集めた婚活パーティーなどを企画している会社もあるため、そのような場所に出かけてみるのもよいでしょう。
猫好きな男性や猫を飼ったことのある男性であれば、猫の世話に対して理解してくれる人も多い傾向にあります。そのため、猫との暮らしを満喫しながらマイペースに交際できるかもしれません。
まとめ
「猫を飼いたいけど婚期が遠のくらしいので迷っている」「猫にハマってしまって婚期を逃しそう」という人でも、生活にきちんとメリハリをつければ結婚を前提としたお付き合いをすることは可能です。
今回紹介したポイントを参考にしながら、無理のない婚活ライフと猫ライフを送ってみてはいかがでしょうか。