『炊飯器に乗りたがる猫』にやめてもらうための5つのアイデア 起こり得るトラブルもご紹介

『炊飯器に乗りたがる猫』にやめてもらうための5つのアイデア 起こり得るトラブルもご紹介

炊飯器の上に乗る猫を見たことはありますか?「可愛いけれど困る」という飼い主さんが多いので、猫が炊飯器に乗らないようにするための工夫をピックアップ。また猫と炊飯器にまつわるトラブル事例も紹介します。

1.猫がキッチンに入れないようにする

キッチンに入れずに上から眺める猫

猫は狭いところが大好きです。自分よりも小さい箱に入って、体の一部がはみ出してしまっている猫がいますが、それほど猫は狭いところを好む動物なのです。

そして炊飯器を置く場所は、炊飯中に蒸気が噴射することを考慮して、上部にあるていどのスペースが空けてあるはず。猫に小さなスペースおよび「炊飯器サイズの面積」魅力的に映ります。また保温中のあたたかい状態は冬には最高のお休みどころになるといえましょう。

猫は少しの隙間でも入り込みますので、そもそもキッチンに猫が入れないようにするのがベストです。

キッチンには炊飯器以外にも料理家電や調理器具など危ないものがたくさんあるので、キッチンの入り口部分や対面キッチンのスペースを、ベビー用の扉やワイヤーネットなどを使ってカードを作ると安心でしょう。

2.スライド式の棚を利用する

スライド式の炊飯器家具

炊飯器に猫を近寄らせない対策として、キッチン家具によく見られる「スライド式」の棚が便利です。

炊飯中や食事の支度をする時間だけ、炊飯器を引っぱり出しておくことができるからです。

使用しない「保温中」はスライドを閉じておき、炊飯器の前に目隠しをたてておけばよいのです。見映えが気になる人はアクリルボードを使い、飛沫防止パネルのようなイメージで置いておくのもよいですよ。

ただし、猫の目に触れない方がよいという場合は、突っ張り棒をしてカフェ風カーテンのように目隠ししておく方法もあります。

3.炊飯器の周りを囲う

キッチンで炊飯器を探す茶猫

炊飯器の周りを囲うという方法もあります。たとえばワイヤーネットとPPバンドを使えば、『簡単に炊飯器の部屋』を作ることができます。

また猫が乗れないように、炊飯器の上にトゲ付きのマットを貼る方法もありますが、調理家電の上に貼るとなるとイメージがよくありませんよね。

中には最低限、炊飯器の「ボタン」だけを死守したい飼い主さんもいます。ボタン周りに小さめタッパーや名刺入れをひっくり返して貼付けておくことで、猫による誤操作を防ぐという方法です。

4.炊飯器に乗ろうとしたら水をかける

水しぶきに驚く猫

猫の躾という意味で炊飯器から猫を遠ざける方法もあります。これは、もし猫が炊飯器に乗ろうとしたら霧吹きで「シュッ」と猫に水をかけるのです。

猫は「コレをすると嫌なことが起きる」と学習することができる動物です。よって、炊飯器に乗ろうとするたびに水が体にかけられたら、いつしか「炊飯器に乗ろうとすると嫌なことがあるからもう乗るのはやめよう」という思考回路になるのです。

また霧吹きや水掛だけでなく、猫が嫌がるような「音」を出しても、猫を炊飯器から遠ざけることができますよ。

ただし、霧吹きも音を出すときも、飼い主さんがやっていることはバレないようにしましょう。理由は、猫と飼い主さんの信頼関係に傷がついてしまう可能性があるからです。

5.居心地の良い場所を作る

猫ベッドでくつろぐカワイイ猫

猫が炊飯器に乗る理由は「快適だから」「暖かくて気持ちよいから」という心理が考えられます。

よって、猫にとっての炊飯器以上に心地よい場所を用意してあげるだけでも、炊飯器の上に乗る数を減らすことができるはずです。

フワフワの猫ベッドやペット用の電気毛布を用意するなど、猫が気に入ってくれるアイテムを探してみてくださいね。

猫と炊飯器に関連するトラブル

炊飯器から火花がでる

「猫が炊飯器に乗らないようにしたい」という飼い主さんは、猫の事故やケガはもちろんですが、『炊飯器』にもリスクがあることをご存じですか?

たとえば、猫による炊飯器の誤操作です。猫は知らない間に炊飯器のスイッチを押してしまい、保温中の炊き直しや炊飯中のスイッチオフ、予約時間の変更など、どれも飼い主さんたちが困ってしまうものばかりです。

中には保温中に猫が勝手にフタを開けてしまい、お米が乾いてしまったという経験や、空の炊飯器で高温保温のスイッチをおされてしまい壊れてしまったなんてこともあるのです。

まとめ

キッチンでいたずらをする猫

猫にとって炊飯器の上が過ごしやすい場所という理由はわかったものの、お米は家族の食卓に必要不可欠です。いくらおかずが揃っていてもお米がなければ食事がはじまらないというご家庭もあるのではないでしょうか?

愛猫が居心地良さそうにしていると、つい甘くなってしまう飼い主さんも多いものですが、人間のためにも愛猫のためにも、炊飯器に猫が乗らないようにする工夫を試してみてくださいね。

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