猫を飼うと大変なこと
猫はとても可愛らしいですよね。現在、猫の飼育率は犬よりも上昇傾向にあるといわれていて、ペットショップでも猫をたくさん見かけるようになってきました。
しかし、猫は実際に飼ってみると「困った!」「大変だ!」と思ってしまうこともよくあるものです。では猫を飼うと、どのようなことが大変なのでしょうか。具体的な例やそのときの対処法についてご紹介させていただきます。
1.猫に気を遣う
なぜ猫と一緒にいるだけで気を遣うの?と疑問に思われるかもしれませんが、猫は繊細な動物ですので、飼い主も様々なことに気を遣わなければいけません。
一番気を付けなければいけないのが「ストレス」です。猫は、飼い主の過剰な愛情や構いかたをストレスに感じてしまうことがあります。自由奔放で好き勝手に過ごしているように一見みえるのですが、飼い主の気持ちだけで接してしまうのは良くありません。
猫が普段からストレスを感じていないかなどの様子をみてあげる必要があります。
2.猫は偏食になりがち
猫の食事のことは飼い主もよく頭を悩ますものです。まず猫を飼うときには「猫の食事代」がかかってくるという覚悟をしなくてはいけません。また猫は
- 餌が足りない
- 餌の偏食
- 餌を食べない
ということもよく起こりがちです。
餌を入れても食べずに捨てることになってしまうと「勿体ないな」と思うこともあると思います。どんな餌でも食べてくれないようなときは本当にどうしていいかわからず困ってしまいます。
私が実際に行った対処法としては
- 餌を変えてみる
- お皿を変えてみる
- 猫の餌の場所を変えてみる
という工夫をしてみると良いでしょう。
3.騒音や夜鳴きをする
猫のトラブルとしてよくあるのが「騒音」です。「にゃんにゃん」と鳴いてくれるだけであれば可愛らしいのですが、「夜鳴き」をしてしまうこともあります。猫は、
- 寂しい
- 寒い
- 空腹
などが原因で夜鳴きをしてしまうことが多いと言われています。もし夜鳴きが酷いようであれば、部屋を暖めてみたり、餌が入っているかなどのチェックをしてあげましょう。
4.トイレが汚れる
猫のトイレ問題はたくさんあります。
- 粗相
- スプレー行為
など、掃除が大変になってしまうこともありますよね。常に掃除をしていても、すぐに汚れてしまうので大変だと感じてしまうこともあると思います。
もし、トイレの粗相などで困っている場合の対処法としては「トイレに屋根をつける」ということです。猫がなるべくトイレを汚してしまわないように、またもし汚してしまったときに掃除がなるべく簡単に終わるように工夫をする必要があります。
5.家を長くあけることができない
猫の場合、旅行に連れていくこともできないので家にお留守番をしてもらうことになりますよね。しかし、トイレの掃除や餌のこともあるので長くあけることはできません。
旅行や出張などがあれば「どうしよう」と困ってしまうこともあるでしょう。どうしても急用ができたときに私の行った対処法は、「親戚に預ける」ということです。親戚であれば、顔も知っていて猫も怖がることがなかったので安心でした。
6.猫のケガや病気はよくあること
猫は運動神経の良い動物のイメージが強いですが、実際には骨折などのケガも起こりがちです。そのようなときに通院や、手術となれば費用もかかりますので覚悟をしておく必要があります。
また、猫は
- 腎臓病
- 猫エイズ
などにもなりやすいです。
7.猫は皮膚病になりやすい
また、飼い猫で特になりやすいのが「皮膚病」です。ダニなどの寄生虫が原因であったり、家のハウスダストなどでもすぐに皮膚病になってしまう猫もいます。
ワクチンや早めの対処が重要となってきますので、飼い主が日々の猫の様子を観察することが大切でしょう。また、もし病気になってしまったときのことを考えるのであれば「ペット保険」に入っておくと良いでしょう。
8.飼い主のご飯を食べられてしまう
猫は自分の餌でなく、人間が食べている魚などのものを食べてしまうことがあります。なかなか注意をしても直らなく、行儀が悪いこともあるので困ってしまいます。対処法としては、食べ終わった魚の骨やお皿はすぐに片付けたり見えない場所に置くようにすると良いでしょう。
まとめ
猫は普段、癒しをくれる存在なのですが時には「困った」という問題行動をしてしまうこともあります。しかし、猫は言葉を話すこともできないので、いかに飼い主が対応をして対処をどのようにするのか考えることが大切になります。
猫を飼っていると大変なこともありますが、やはり大切な家族の一員ですよね。飼っている方はこれからも大切に、そしてこれから飼われる方は、猫が問題を起こしてしまわないような環境づくりや工夫をしてみてくださいね。