『猫転送装置』を知っていますか?猫を簡単に“召喚”できてしまう方法とそのワケ

『猫転送装置』を知っていますか?猫を簡単に“召喚”できてしまう方法とそのワケ

猫が入らずにはいられない「猫転送装置」をご存知ですか?猫と一緒に暮らす飼い主さんの中には、試したことがある方もいらっしゃるかもしれません。今回は、猫を転送装置に召喚する方法や、猫転送装置に猫が引き寄せられる理由についてお話しいたします。

「猫転送装置」とは?

緑の転送装置にお座りする黒猫

「猫転送装置」とは、床にテープや紐で円や四角を描くように枠を作ると、猫がその中に入る現象を指します。

数年前、猫が転送装置に収まる姿が可愛いとSNSを中心に世界中で話題になりました。

シンプルな作りでありながら、猫がどうしても入りたくなる不思議な装置は、まるでSF映画の「転送装置」を思い起こさせます。これが「猫転送装置」と呼ばれる理由のようです。

その他、猫が装置に吸い寄せられるように入る様子から、猫転送装置は「猫ホイホイ」とも呼ばれています。

「猫転送装置」に猫を召喚する方法

フラフープの中で寝そべる猫

猫を転送装置に召喚する方法は至ってシンプルです。

まずは、紐やテープを用意しましょう。

次に、紐やテープを使って、床に猫が入れる程の大きさの円や四角を作ります。

たったこれだけで、あっという間に「猫転送装置」の完成です。あとは、猫が転送装置に召喚されるのを楽しみに待ちましょう。

ちなみに、猫転送装置を設置する際に使用する紐やテープは、どのような形状や素材でも問題ありません。

材料を買い足さなくても、ご家庭にあるもので手軽に作れるのも嬉しいポイントです。

ただし、猫はあまり視力が良くないので、床の色と同化しない色付きの紐やテープを使用すると、猫が気付きやすくなるかもしれません。

また、猫転送装置を作る際は、猫が紐やテープを誤飲しないように十分注意しましょう。

なぜ猫は「猫転送装置」に入りたくなるのか

段ボールに入る猫

猫はなぜ「猫転送装置」に入りたくなるのでしょうか。

猫が転送装置に入る理由は諸説あるようですが、猫の本能や習性に関係しているのではないかと考えられています。

狭い場所を好む

猫が小さめの段ボールや、家具の隙間といった狭い場所に入る姿を見たことがある方は多いと思います。もともと砂漠で狩りをして暮らしていた猫は、天敵に狙われないように狭い場所に身を隠して周囲の様子をうかがっていました。

そのため、猫にとって狭い空間は、安全で落ち着ける場所と感じるようです。猫転送装置は身を隠せるわけではありませんが、狭い枠に入ることで安心感を得ているのかもしれません。

新しいものに興味がある

猫は何にでも興味を持つ好奇心旺盛な生き物です。目新しいものや見慣れないものに興味を持ち、匂いを嗅いだり触ったりして確認します。

猫にとって部屋の中に突然現れた転送装置も、好奇心をくすぐる対象になるはずです。興味津々で転送装置に近づき、様子をうかがいながら好奇心の赴くままに転送装置に入ってしまうのでしょう。

警戒心が強い

猫はさまざまなものに興味を持ちますが、警戒心が強い一面も持ち合わせています。そのため、猫転送装置が安全なものか、危険ではないかじっくり観察します。

はじめは警戒していても、転送装置が安全なものだと確認できると、中に入って落ち着くこともあるようです。

まとめ

丸いマットの上に寝そべる猫

いかがでしたでしょうか。

猫を「猫転送装置」に召喚する方法や、転送装置に引き寄せられる理由についてお話しいたしました。

猫転送装置とは、床に紐やテープで描いた枠に猫が引き寄せられるように入ってしまう現象です。

ご自宅にある紐やテープを使用して手軽に作れる転送装置ですが、シンプルな作りながらも簡単に猫を召喚することができる画期的なアイテムになります。

猫を転送装置に召喚できる理由はいくつか説があるようで、猫の習性や本能が関係していると考えられています。

猫を簡単に召喚できてしまう「猫転送装置」ですが、すべての猫を召喚できるわけではありません。

猫の性格や気分によっては、転送装置に入ってくれない場合もありますので、無理やり装置に押し込んだりせずそっと見守ってあげてくださいね。

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