1.猫砂の種類を変える
飛び散りにくい猫砂を選ぶことも効果的であり、さまざまな種類の猫砂の中で素材や形状によって飛び散りやすさが大きく異なります。
ペレット状の猫砂
木材や紙などを原料とした、粒が大きく軽い猫砂です。飛び散りにくく、粉塵も少ないというメリットがありますが、猫によっては足触りを嫌がる場合もあります。
鉱物系の猫砂
粘土を原料とした、一般的な猫砂です。吸水性や消臭性に優れていますが、粒が小さく軽いものが多いため、飛び散りやすいというデメリットがあります。
おからや豆腐などの自然素材で作られた猫砂
環境に優しく、安全性が高い点が魅力です。飛び散りにくく、消臭効果も期待できます。ただし、価格が高めであることや、水分を含むと崩れやすいというデメリットもあります。
愛猫の好みや飼育環境に合わせて、最適な猫砂を選んでみましょう。
2.猫トイレ周りの環境を整える
猫トイレの周りに、猫砂キャッチマットを敷くのも有効です。マットの素材や形状によって効果は異なりますが、猫の足に付着した猫砂をキャッチし、飛び散りを軽減してくれます。
また、トイレから出た猫の動線を意識して、マットを配置するのもポイントです。猫がトイレの後によく通る場所にマットを敷くことで、より効果的に猫砂の飛び散りを防ぐことができるでしょう。
また、猫が排泄後、猫砂を撒き散らすような勢いでトイレから飛び出す様子が見られる場合は、トイレの環境が気に入っていない可能性があります。
猫がトイレを使いやすい場所であることはもちろんのこと、周囲に十分なスペースを確保することが重要です。猫がトイレから出入りする際に、慌てて飛び出すことがないように、広々としたスペースを確保してあげましょう。
3.トイレを変える
トイレの形状を変えることも、猫砂の飛び散り防止に効果的です。
ドーム型
天井が付いたドーム型のトイレは、猫がトイレの中で砂を掻き散らしても、外に飛び散りにくいというメリットがあります。また、猫にとって安心できる空間を作れることも魅力です。
トップエントリー型
上面に開口部があるタイプのトイレです。猫が上から出入りするため、猫砂が足に付きにくく、飛び散りを抑えることができます。ただし、高齢の猫の場合は出入りが大変なことは注意したいポイントです。
よくあるオープンタイプのトイレを使っている場合は、上記のタイプのトイレへの切り替えを検討してみましょう。
ただし、猫によっては新しいトイレに慣れてくれない場合もあるため、事前に十分にリサーチし、愛猫に合ったトイレを選ぶことが大切です。
まとめ
今回は、猫砂の飛び散り対策についてご紹介しました。
猫砂の飛び散りは、飼い主にとっても猫にとってもストレスの原因となります。今回ご紹介した対策方法を参考に、快適な愛猫との生活環境を実現してくださいね!