猫好きさんにはご利益が?『猫にまつわるパワースポット』4選!猫様のお力で運気アップ

猫好きさんにはご利益が?『猫にまつわるパワースポット』4選!猫様のお力で運気アップ

猫が神秘的な存在として崇められている文化や信仰は多く、日本国内にも猫にまつわるパワースポットが数多く存在します。では猫にまつわるパワースポットには、どんなものがあるのでしょうか?

『猫にまつわるパワースポット』東日本編

たくさんの招き猫

1.豪徳寺(東京)

豪徳寺は東京都世田谷区にある曹洞宗の寺院で、招き猫の発祥の地として知られています。

豪徳寺は猫好きの人たちにとって、「猫にまつわるパワースポット」のひとつで、非常に人気だそうです。

豪徳寺の招き猫伝説は江戸時代にさかのぼります。伝説によると、彦根藩主の井伊直孝が寺の前を通りかかった時、門前の猫が前足を上げて直孝を招き入れるような仕草をしたそうです。

そしてその直後雷が鳴り、直孝は寺で雨宿りをすることができたのだとか。この幸運な出来事をきっかけに、直孝は豪徳寺の支援をはじめ、1633年に寺は再興されました。

境内には数百体の招き猫像が安置されており、参拝者の願いを聞き届けるとされています。ほかには猫が飾られた三重塔があったりと、猫好きならぜひ行ってみたいお寺です。

2.今戸神社(東京)

今戸神社は東京都台東区にある神社で、招き猫と縁結びの神様で知られるパワースポットです。

創建は平安時代とされ、長い歴史をもちます。豪徳寺とともに、招き猫発祥の地のひとつとして、また新選組沖田総司の終焉の地と知られており、多くの参拝客が足を運ぶ神社です。

今戸神社の招き猫伝説は、江戸時代にこの地で今戸焼の招き猫が流行したのが始まりなのだとか…。

招き猫発祥の地といわれるだけあって、境内のいたるところに招き猫が置かれています。

なかでも「石なで猫」という、2体仲良く並んだ招き猫は縁結びのご利益があるとされ、撫でるだけでなく、その写真を待ち受けにすると願いが叶うそうです。

ほかには招き猫が描かれた御朱印帳や、円形の絵馬、お守りといったアイテムもご利益を求める猫好きには人気があります。

『猫にまつわるパワースポット』西日本編

お松大権現入口のジャンボ猫

3.転法輪寺(鳥取)

転法輪寺は鳥取県東伯郡琴浦町にある真言宗醍醐派の寺院です。ここでは恩返しをした化け猫「おふじ」に会うことができます。

転法輪寺に伝わるおふじの伝説とは、お寺にいる一匹の猫をかわいがる和尚さんと化け猫の話です。

昔このお寺では化け猫である「おふじ」が正体を隠して、寺で飼われていました。

和尚さんはとてもその猫をかわいがりましたが、その正体が「化け猫」と知って、寺から出ていくよう別れを告げたのです。

しかし和尚への恩を感じていたおふじは、占い師に化けて、嵐で葬儀をなかなか執り行えない富豪に転法輪寺に葬儀を依頼するよう仕向けました。

その後、依頼を受けた和尚が葬儀の読経を始めると、不思議なことに嵐が止み、葬儀は無事に終わることができたのです。

そしてそのうわさがたちまち広がり、転法輪寺は栄えたといわれます。

このような伝説をもつおふじは、転法輪寺の入口の門に刻まれいまでも大切にされています。もし鳥取県に足を運ぶ機会があれば、ぜひおふじに会いに行ってみてくださいね。

4.お松大権現(徳島)

徳島県阿南市にある「お松大権現」は、勝負の神様として崇められ、全国から多くの参拝者が訪れるパワースポットです。

この神社の最大の特徴は、いたるところに猫の姿が見られること。境内には約1万体の招き猫が置かれ、そのユニークな光景は訪れる人を驚かせます。

お松大権現の起源は、江戸時代にさかのぼります。この地で暮らしていたお松という女性が、亡き夫の土地を不当に奪われ、奉行所に訴えるも愛猫とともに処刑されてしまいました。

その後お松の遺恨を果たすために愛猫は化け猫となり、仇の家を祟り続け断然させたという伝説が残っています。日本三大妖猫伝説としても有名ですね。

以後、お松の死を哀れんだ村人たちによってつくられたのが「お松大権現」であり、猫神さんとして人々に親しまれているそうです。

合格・必勝のご利益があるとされる「お松大権現」。ぜひ、ここぞというときに猫神さんの力を借りに行ってくださいね。

まとめ

鳥居の前でたたずむ猫

猫にまつわるパワースポットは、猫好きにとって心が癒されるだけでなく、運気向上の効果も期待できる特別な場所です。

今回紹介した場所以外にも、住吉神社や南部神社など、全国にはさまざまな猫スポットが存在します。

猫がもたらす福を享受し、より良い運気を手に入れるために、ぜひこれらのスポットを訪れてみてくださいね。猫とのご縁を深めて、新たな幸運が訪れるかもしれません。

スポンサーリンク