猫がいつも心待ちにしている『至福のとき』5選
1.眠っているとき
眠っているときは、どんな動物も至福の瞬間です。猫だけでなくわたしたち人間もそうですね。
ましてや1日15時間以上を睡眠に費やすと言われてるほど、猫にとって睡眠は心身をリラックスさせ、ストレスを解消する大切な瞬間なのです。
とくに暖かい場所や柔らかい寝床で、安心して眠りにつくことができれば、猫にとって至福のひとときとなるでしょう。
2.食事をとっているとき
猫はグルメな動物。ですから自分の好きなものを食べることは、猫の至福のひとときなのです。食欲は三大欲求でもあり、満たされるととても幸せな気持ちになるのでしょう。
ご飯を出されると、おいしさに酔いしれたように一心不乱にむしゃむしゃと平らげていきます。その食べっぷりからも、この時間が至福のひとときであることがわかりますね。
とくに飼い主から与えられるおやつや、自分で捕まえた獲物を食べることは、格別な喜びを感じられるようです。
3.遊ぶ
猫にとって、遊ぶことは単なる娯楽ではなく、至福のひとときでもあります。
というのも、もともと猫は好奇心旺盛で、遊ぶことが大好き。おもちゃで遊んだり、飼い主とじゃれたり、高いところに登ったりすることで、運動不足解消だけでなく、ストレス発散することもあるのです。
遊びを通して精神的にリフレッシュできて、かつ飼い主とコミュニケーションも深められる。そんな「遊ぶ時間」は、猫にとっての至福のひとときなのです。
4.飼い主に甘えているとき
猫は気まぐれでマイペースな動物として知られていますが、実は愛情表現豊かな動物。ですので飼い主に甘えている時間は、猫にだって至福のひとときなのです。
たとえば飼い主の膝の上で丸くなり、ゴロゴロと甘えるのは猫にとって幸せそのもの。飼い主の体温と匂いに包まれながらくつろぐことで、この上ない安心感を覚えているのでしょう。
ときにはうっとりとした表情で目を細めたり、むぞむぞと口を動かしたりと、至福の様子を見せてくれます。
5.狩猟本能を刺激されているとき
猫は本来、狩猟本能を持つ動物です。そのため獲物を捕まえる(疑似)行為は、猫にとって至福のひととき。
獲物を捕まえることで、達成感や充実感を得ることができ、猫のストレス発散にもつながります。
狩猟本能が刺激されるのは、おもちゃで遊ぶことはもちろん、実際に獲物を捕まえる行為(ふり)そのものなど。
獲物を捕まえることで野生の本能を思い出すことができて、そうした本能が満たされる瞬間こそが、猫に至福を与えるときなのです。
猫にとって「至福のとき」はとても重要
猫にとって至福の時間は、心身をリラックスさせ、ストレスを解消する大切な役割を果たします。
また飼い主とのコミュニケーションを深める場ともなり、猫との信頼関係を築く上でも非常に重要な役目を担っているのです。
さらに、至福の時間は猫の健康にも良い影響を与えます。リラックスすることで、免疫力が向上したり、病気になりにくくなったりするともいわれており、猫の健康を支えるためにもひと役買っています。
そのため猫の至福のときは、なるべく邪魔をしないようにしてあげましょう。もちろん猫から甘えてきたら、たくさん愛でてあげてOK!
ただ寝ているときや食事中の「至福のとき」は、そっと見守ってあげるのがベストですね!
まとめ
猫の至福の時間は、食事中・お昼寝・遊びの時間、そして飼い主に甘えているとき、狩猟本能を刺激されているときなど、さまざまな瞬間にあります。
これらの特別なひとときは猫と飼い主との絆を深めるだけでなく、猫自身の幸福感や満足感を高め、日々の生活を豊かに彩ります。
そして飼い主は猫の愛くるしい姿に見とれながら、そうしたひとときを大切にし、猫の喜びを共有していきたいものです。
至福のときを味わう猫の満足げな表情をみると、猫を心から幸せにできる存在は自分以外にはいないことを、改めて実感させられますね。