猫を飼うと飼い主さんが『できなくなること』4選 猫のお迎え前に必ず確認を!

猫を飼うと飼い主さんが『できなくなること』4選 猫のお迎え前に必ず確認を!

猫との暮らしには、楽しいことがたくさんあります。しかし、楽しい部分だけ見て猫を飼うのは危険です。猫と暮らしていると、生活の中に制限しなければいけないことが増えていきます。本記事では、猫と暮らすと「できなくなること」について解説していきます。

猫を飼うと飼い主さんが「できなくなること」

旅行鞄の上でにらむ猫

猫を飼う前に必ず確認してほしいのが、飼い主さんのライフスタイルです。

仕事やプライベートの過ごし方、住んでいる家の環境が猫と合わない場合、双方にとって大きなストレスになってしまいます。

猫と一緒に暮らすことで「できなくなること」とはなんでしょうか。

1.旅行や出張

猫と暮らし始めると、長期間家を空けることができなくなります。

1~2日程度ならお留守番できると言われていますが、子猫や老猫を置いていくのは危険です。

また成猫でも思わぬ事故や怪我の危険性があるので、旅先でも気を抜くことができません。

出張も同様で、一人暮らしであれば家族や友人、ペットシッターなどのサポートが必要になるでしょう。

猫は、環境の変化や縄張りを荒らされることを嫌います。頻繁に他人が出入りしたり、ペットホテルのような知らない環境に預けられるとストレスを感じ、体調を崩してしまう可能性もあります。

そのため、旅行好きな人や仕事で出張の多い人は、猫を飼う前によく考えて決めるようにしましょう。

2.アロマやお香

猫は嗅覚が鋭いため、香りの強いものはストレスになってしまいます。

特にアロマオイルには、猫の中毒症状を引き起こす危険なものもあるので、猫をお迎えしたら使用は控える必要があります。

アロマに限らず、柔軟剤や芳香剤なども匂いが強いので、香りでリラックスするのが好きな人は、猫と一緒に暮らすのは難しいかもしれません。

3.おしゃれなインテリア

猫には、爪を研いだり物を噛んだりする習性があります。

我が家には爪とぎもおもちゃもたくさん置いていますが、それでもソファや壁で爪とぎをしたり、壁の角をかじられたりしています。

そのため、家にある家具や壁に傷をつけられることは避けられないと思ってください。

他にも、猫を飼い始めると、キャットタワーやケージ等の存在感のある猫用品が必要になります。

近年はおしゃれなデザインの猫用品も増えてきていますが、自分の好みの雰囲気のものが見つかるとは限りません。

また、猫のイタズラや誤飲を減らすため、部屋に置くものを制限する必要もあります。

家具がボロボロになったり、部屋中に猫用品が溢れたり、着る服全てに抜け毛が付いてしまうというのが猫と一緒に暮らすということです。

4.観葉植物

アロマオイルと同じように、観葉植物も猫にとって毒となるものが多数存在しています。

猫の性格によっては何でも口に入れてしまう子もいるので、観葉植物を部屋に置く場合は注意が必要です。

猫に害のない植物もあるので、部屋に置くことはできますが、物を部屋に置くということはイタズラされてしまう可能性があることも忘れてはいけません。食べられたりひっくり返されたりするのはもちろん、植えているものなら掘り返されることもあります。

観葉植物を置くのであれば、猫に害がなく、猫の手の届かないところに飾るようにしましょう。

猫を飼う前に確認すべきポイント

電卓やお金を見回す猫

猫と一緒に暮らすことは、今までのライフスタイルとは異なる生活をすることになります。

特に確認しておきたいのが、猫を飼育する際にかかる費用です。猫を飼い始めると、当然最期を看取るまで費用が掛かり続けます。

  • トイレ、猫砂
  • ワクチン、健康診断
  • 病気や怪我などの医療費
  • ペット保険
  • 爪とぎなどの猫用品

値段は猫の体質や性格、保険の内容などで異なりますが、決して安い金額ではありません。

他にも、脱走や侵入防止の柵を用意したり、破損した家具を買いなおしたり修理したりすることもあります。

費用だけでなく、猫によっては人間にあまり懐かなかったり、夜中や早朝に走り回って睡眠の妨げになったりと「こんなはずじゃなかった」と思う人もいるようです。

犬のように散歩する必要がないとはいえ、遊んであげたりトイレの掃除をしたり、意外とやることは多いということを覚えておきましょう。

まとめ

観葉植物と猫

猫は自由気ままに生きる動物ですが、それは放置していても大丈夫ということではありません。

可愛いからといって安易な気持ちで飼い始めると、猫にとっても飼い主にとってもストレスになってしまう可能性があります。

猫を飼うことで生活にどのような変化があるのか、今まで普通に出来ていたことでも出来なくなってしまうことは何なのか等について、しっかりと確認して納得した上で猫をお迎えするようにしましょう。

猫と生活するデメリットを受け入れた上でお迎えできるのであれば、きっと素敵な猫ライフを送ることができますよ。

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