思わず愛おしくなる猫の『健気な行動』3選 そのとき、愛猫はどんな気持ち?

思わず愛おしくなる猫の『健気な行動』3選 そのとき、愛猫はどんな気持ち?

普段は空気を読まない愛猫が、大切な場面でだけ空気を読んでくれた、ということがありませんか。実は猫も、健気な一面を見せることがあります。本記事では、思わず抱きしめたくなるような猫の「健気な行動」をご紹介したいと思います。

1.どんな時も待っていてくれる

出待ちする猫

飼い主さんがお風呂やトイレに入っている時や忙しくしている時など、愛猫がずっと待っていてくれることはありませんか?

お風呂やトイレは出てくるまでドアの前に座り続けたり、忙しくしている時には構って欲しくてもじっとそばで待っていてくれたりします。

愛猫のそのような行動はとても健気ですが、これも飼い主さんへの愛情があってこその行動に他なりません。水が苦手で泳ぎも得意でない猫は、飼い主さんがお風呂などの水場にいると(溺れたらどうしよう)と不安を感じるのだそうです。そのため、無事な姿を確認するためドアの前で待っているのだとか。

普段からしっかりと愛情を注いでもらっているからこそ、飼い主さんを心配している健気な行動を見せて、猫のほうからも愛情を返してくれているのです。

2.お土産を持ってきてくれる

おもちゃを咥える猫

外を自由に行き来できる猫であれば、飼い主さんにとってはあまり有難くない『お土産』を持ち帰ってくることがありますよね。実は、外に出ない完全室内飼いの猫も、独自の『お土産』をくれることがあります。

多くの家猫の場合は、自分が使っているおもちゃを持ってくるのですが、家の中にも虫が出るような地域に限っては、家の中で捕獲した虫などを持ってくることもあるようです。

実際に筆者宅は家が古いためちょっとした虫が出たりするのですが、愛猫の1匹が夜中に『それ』を捕獲して枕元に置いてくれたことがあります。

そのお土産は、ネットでよく見かける話の通り、完全に仕留めていない状態で置かれていました。そのため、その類の話の信ぴょう性を実感したと同時に、虫の苦手な筆者にとって思わず顔を引きつらせてしまう経験にもなりましたが。

ただし、猫にとっては立派な愛情表現のひとつ。明らかに迷惑そうな態度を見せてしまうと猫はションボリしてしまいますし、そのようなところも健気だと言えるでしょう。

3.そばにいてくれる

寝ている飼い主を様子見する猫

自分が落ち込んだ時や体調不良で寝込んでいる時などの愛猫の態度が普段と違う、と感じている飼い主さんが多いそうです。

普段なら寝ていたら「お腹すいた!」「ご飯まだ!?」と起こしにくる愛猫が、体調が悪くて寝ている時に限ってそのようなあわがままなアピールを控えて、じっとそばに寄り添ってくれていたりします。

落ち込んでいる時も同様に、飼い主さんの気持ちが晴れるまでそばにいてくれることがありますよね。

まるで「早く元気になってね」と言わんばかりの行動に感動してしまいます。これも、飼い主さんの様子がいつもと違うことに不安を感じているのか、『いつも通り』になってくれるのを待っているのかもしれない、とても健気な行動です。

まとめ

相思相愛

猫にとって、飼い主さんは大切な存在。そうでなければ、体調が悪くても普段と変わらず「ご飯ちょうだい!」と起こそうとしてきたりするはずでしょう。

あまり嬉しくない『お土産』も、猫からすれば「狩りができない飼い主さんに獲物を分けてあげている」のかもしれませんし、もしそうなのであれば、それは愛情あってこその行動です。

飼い主さんにとって愛猫がどんな時でも可愛いのは当然のことですが、愛猫にとっても飼い主さんが大切な存在であると認識しているからこそ、「健気な行動」で愛情を見せてくれるのだと思いますよ。

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