猫が「チョイチョイ」する3つの理由
猫が前足を使って「チョイチョイ」という仕草をするときは、どのような意味があるのでしょうか。
1.興味がある
猫は興味のあるものに手を伸ばし、触れて確認することがあります。
机の上に乗っているものを落としたり、ペットボトルの蓋で遊んだりしている様子を見たこともあるのではないでしょうか。
飼い主にとっては見慣れたものでも、猫にとっては珍しく「これはなんだろう?」という感じで触っているのかもしれません。
子猫時代に指を出して遊んだことはありませんか?動くものにも興味を示すので、狩りをしているように楽しんでいるのではないでしょうか。
2.警戒している
安全かどうかわからず、恐怖心を感じているときは警戒して控えめに「チョイチョイ」をすることがあります。
我が家の猫はとても臆病なので、新しいおもちゃや見たことないものが近くにあると、恐る恐る近づいて素早く「チョイチョイ」と手を動かします。
危険なものじゃないか確かめるように触れるので、猫パンチのように鋭い触り方になることも。
たまに手を出しているのに警戒しすぎて対象に触れられないといったこともあるので、見ているとほっこりする仕草です。
3.構ってほしい
猫は飼い主に構ってほしいときも「チョイチョイ」してアピールしてきます。
飼い主が仕事などで自分を見てくれないときに、こっちを見てと主張するようです。
猫によっては鳴き声でアピールしたり、「チョイチョイ」と触れてきたりと性格によって違いはあるようですが、猫が構ってほしいときは撫でたり遊んだりしてあげましょう。
4.お腹が空いている
ごはんが食べたいときも、猫は「チョイチョイ」して飼い主に催促してきます。
明け方にお腹を空かせた飼い猫から「チョイチョイ」で起こされた経験のある方も多いのではないでしょうか。
「チョイチョイ」したからご飯をあげる、と覚えてしまうと時間に関係なく催促されるようになってしまいますので、食事のタイミングは気を付けるようにしてください。
猫が「チョイチョイ」してきたときはどうしたらいい?
猫が飼い主に対して「チョイチョイ」としてくるときは、何を求めているのかによって対応が変わってきます。
構ってほしくてアピールしているのであれば、できるだけ遊んであげるようにしてあげてください。
愛情表現を無視し続けてしまうと、噛みついたりイタズラしたり問題行動を起こしてしまうこともあります。
また猫は体内時計が正確なので、飼い主がご飯の時間を忘れてしまっているときにも「チョイチョイ」して教えてくれることがあります。
夜中や早朝にご飯を催促してくる場合は、自動給餌器を使うことで睡眠を妨げられなくなるので試してみてくださいね。
まとめ
猫の仕草の中でも、前足を使って器用に「チョイチョイ」とする姿はとても可愛らしいですよね。
飼い主への愛情表現として「チョイチョイ」してくれることもあるので、猫が何を求めているのかをくみ取ってあげるようにしましょう。
またこまめに猫の爪を切っておくことで、肌に触れられたときの怪我のリスクを下げられます。
寝ているときは顔に触れてくることもあるので、思わぬ怪我を防ぐためにもこまめな爪切りと爪とぎができるようにしてあげてくださいね。