猫の『おヘソ』って見たことある?特徴や、探す際に気をつけるべきポイント

猫の『おヘソ』って見たことある?特徴や、探す際に気をつけるべきポイント

猫のおヘソがどこにあるか知っていますか?「えっ?あるの?」と驚く人もいるかもしれませんが、猫もほ乳類なのでちゃんとおヘソがあるんです。でも被毛で覆われているため人間と違って分かりにくいかもしれませんね。今回は、そんな猫のおヘソの探し方や特徴についてお話しします。

猫のおヘソはどこにある?

ヘソ天でカメラ目線の猫

おヘソのある場所と言えばお腹ですよね。猫のおヘソも人間と同じくお腹にあります。ただしおヘソがあるのは被毛の下ですし、猫はお腹に触られるのを嫌がることも多いので、見つけるのは案外難しいかもしれません。

目安としては、下側の左右の乳首(通常8つあります)の中間から少し上のあたり。じっくり観察すると、一箇所だけ毛の生えていない場所が見つかると思います。その部分が猫のおヘソです。

猫のおヘソってどんな形?

ヘソ天で寝ころんでいる猫

猫のおヘソは人間のおヘソの形を想像していると見つけられないかもしれません。というのも、人間とはまったく異なる形をしているからです。

猫のおヘソは人間と違って凹んでいませんし、出っ張ってもいません。平坦で、丸くて毛の生えていない部分があります。そこが猫のおヘソです。

もしおヘソのあたりが盛り上がっていて見た目や触感ではっきりと判別できるようなら注意が必要です。その場合、臍ヘルニアや腫瘍といった病気の可能性を疑わなくてはなりません。もし愛猫のおヘソがそのような状態であれば、獣医師に相談することをおすすめします。

猫のおヘソの探し方

お腹を触られている猫

猫のおヘソを探すときは、愛猫のご機嫌をうかがう必要があります。愛猫がヘソ天(お腹を上に向けて寝ている状態です)をしているときがチャンスです。

以下は探し方の手順です。

  • 一番下の乳首を見つける
  • 左右の乳首の真ん中あたりから上(顔)に向かって探る
  • 円状に毛の生えていない場所がおヘソ

まずは一番下の乳首を見つけましょう。乳首が見つからない場合は、後ろ足の付け根のあたりを目安にするとわかりやすいです。

猫が嫌がったらやめる

手に噛みつく猫

猫のお腹をもふもふしようとして手を伸ばしたら猫キックをくらってしまったという経験をしたことはありませんか?

動物にとってお腹は急所ですから、一般的には触られることを嫌がります。子猫のうちから触られるのに慣れているのでもないかぎり、お腹に触らせてくれる猫のほうが少数派です。

猫がお腹を見せて寝ころぶのは、あなたのことを信頼している証拠ですが、決して「触ってもいいよ」という合図ではありません。お腹を触ったときに、猫キックをくらったり、噛みつかれそうになったりしたら、おヘソ探しは中止しましょう。

また機嫌がいいからといって長い時間お腹を触っていると嫌がられてしまう可能性もあります。嫌がる素振りを見せないまでもストレスになるかもしれません。愛猫のおヘソを探す際は、機嫌が良いときに短時間だけにしておくのが無難です。

まとめ

ヘソ天で寝ている猫

猫のおヘソはコツさえわかれば探せるようになるでしょう。ただし「猫様のご機嫌次第」ですから、難易度は高めかもしれません。

気まぐれな猫のおヘソを探すコツは、愛猫の機嫌をうかがいながら、あまりしつこく探さないこと。無理に一度で見つけようとせずに、愛猫とコミュニケーションをとりながら楽しんで探すのがよいでしょう。

猫がリラックスしているときを狙って、ぜひチャレンジしてみませんか?

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