甘えん坊猫が持つ3つの共通点
1. 愛嬌がある・人懐っこい
甘えん坊な猫は、愛嬌があり飼い主に対して優しく接します。つまり「人懐っこい」ということです。
飼い主のそばへと自ら近づいて体をすり寄せたり、ときには膝の上に抵抗なく飛び乗ったりすることもあります。人に触れられるのが好きで「そばを離れたくない♪」という気持ちが強いのでしょう。
人に対して物怖じしないため、「人に安心してアプローチできる」という素地がある猫です。
2. 飼い主に対して従順
甘えん坊な猫は、飼い主に対して従順であり飼い主の言うことをよく聞きます。また愛情深い性格を持つため、家族と一緒に過ごすことが大好きです。
この従順さは、飼い主との信頼関係や絆が深まっている証拠だと思っても良いでしょう。猫は自立心が強い動物とされていますが、それでも従順な態度をとるということは愛情深い関係のあらわれといえます。
3. 社交的である
甘えん坊な猫は社交的であり、他の猫や人間ともよく関わります。飼い主や他の人、動物と触れ合うことで、安心感や満足感を得ているのでしょう。
これらの猫は鳴き声やしぐさで自分の感情や欲求を表現し、コミュニケーションをとることが得意です。たとえば茶トラのオス猫などは、このような素質をもった猫が多いといわれます。
甘えん坊の猫に育てるコツは?
甘えん坊猫に育てるためには、以下の方法を試してみてください。
飼い主からたっぷりの愛情を注ぐ
これがもっとも大切なコツです。
猫は愛情を注いでもらうことで、飼い主に対して「好意」を持つようになります。そのため猫を撫でたり抱っこしたり(スキンシップ)、話しかけたりすることで、飼い主の愛情をしっかりと伝えてあげましょう。
また猫のご飯やトイレの世話を丁寧に行うことも、愛情表現のひとつとなります。
適切な環境を整える
猫がリラックスして甘える環境を作ることも大切なポイント。
ですので、忙しい時や仕事中など猫に邪魔されたくない時だけ、猫をほかの部屋で遊ばせたり、休ませたりできる環境を用意しておけるとベターです。
「いま忙しい!」と猫を避けたりすると猫は飼い主に近づかなくなるので、あえてそういった環境で猫と過ごす必要はありません。
猫とのコミュニケーションには、飼い主も猫もリラックスできるタイミングというのを大切にしましょう。
子猫時代の人との関わりを大切にする
甘えん坊の猫に育てるためには、子猫時代の人との関わりも重要です。甘えん坊になる猫は人に対して物怖じせず、安心してアプローチできる特徴があります。
そのため、なるべく子猫時代からいろいろな人と関われるように育てるのもポイントです。
猫のペースで関わる
猫はマイペースな動物なので、なるべくそのペースを崩さないように関わるのも大切です。
大きな動き・声を出したり、急に近づいたりなどの猫が嫌う行為はせずに、猫が自分から近づいてくるタイミングを待つようにしましょう。
他の人や動物との交流の機会を増やす
猫は人や動物との交流を通して、コミュニケーションを学ぶことができます。そのため成猫であっても、他の人や動物との交流の機会を増やすことも大切です。
家族や友人に猫を触らせたり、他の動物と遊ばせたりしてみましょう。ただし猫がそれらの試みを拒否するようならやめてくださいね。逆効果になってしまいますので、猫の様子をみながら試してみましょう。
まとめ
甘えん坊な猫は飼い主や初対面の人に対しても愛嬌たっぷりで、溺愛されることが多いです。そんな甘えん坊な猫が持つ3つの共通点は、愛嬌があり人懐っこい、飼い主に対して従順、社交的であること。
そしてこれらの特徴に注目して甘々の猫を育てるためのコツには、今回紹介した5つのことが挙げられます。
もし愛猫を甘えん坊猫にしたい!と思ったのであれば、ぜひこれらの方法を実践し「愛嬌たっぷり甘えん坊猫」を育ててみてくださいね!