日本の民間企業に導入されているユニークな福利厚生5つ!
日本では次のような福利厚生制度が取り入れられています。ペット関連企業だけでなく、さまざまな業種の企業が福利厚生制度を取り入れており、ペット飼育者に対するサポートを提供しています。
1.ペットの忌引き休暇
ペットが亡くなったときに、1日~3日程度のお休みをもらえる制度です。ペット関連企業のみならず婚活を支援する企業など、ペットに関連しない企業にも多く導入されています。
ペットの福利厚生のなかでは最も取り入れられている制度で、「ペットも家族同様」という考えを尊重しておりペット飼育者にとって非常に有益な制度となっています。
2.ペット休暇
ペットと暮らしている飼い主には年間に数日程度、ペットと過ごすための休暇がもらえる制度です。急病時や動物病院への通院、トリミングサロンといった用事のときに使うことができるようです。
有給とは別にペットに対してこのような休暇があるのは、ペット飼育者としては嬉しいもの。導入されている企業は少ないですが、これからどんどん広まっていってほしいですね。
3.ペット同伴出勤
その名の通り、ペットを連れて出勤できる制度です。日本では意外にもIT企業や婚活支援企業といった会社が取り入れています。
まだまだ日本ではあまり浸透されていない制度ではありますが、お留守番が苦手なペットを飼育している場合にとても役に立つ制度の1つといえます。
4.ペット扶養手当
飼育ペットを扶養登録すると、祝い金・弔慰金、忌引き休暇、ペットフード購入代金補助などを受け取れる制度です。
大手ペットフード企業が実施している制度で、飼育者とそのペットの関係をサポートし、従業員の幸福感を高めることに貢献しています。この制度も日本ではなかなかみられない制度ですが、今後ますます普及していくことを期待しましょう。
5.猫手当の支給
保護猫を飼育している人に対して月5,000円が支給されるという制度。国内のIT企業が取り入れている制度ですが、実はこの企業は猫が会社に常駐しているほどの愛猫家企業のようです。
とてもユニークな制度で、保護猫の飼育頭数も多い日本では、このような支援制度は愛猫家たちから非常に歓迎されることでしょう。
海外の企業で取り入れられているペットの福利厚生
海外でもユニークな福利厚生が取り入れられています。ペット同伴出社やペット休暇以外では、
- 大手IT企業で「犬好き従業員のコミュニティ」の立ち上げ
- グローバル製薬会社で「ペット飼育費用ペット保険料の支給」
などの制度があります。
またとある海外の大手保険会社では全体の2割の人が職場にペットを連れて行くと答えたほど、ペット出社への理解が深まっているとも言えます。
日本でも少しづつ浸透してきたペットの福利厚生制度ですが、海外の制度を見てみるとまだまだ見習う点もありそうですね。
まとめ
人に対してだけでなく、ペットに対しても浸透してきた福利厚生。日本ではまだまだペットの福利厚生への理解は浅いのかもしれませんが、国内企業でも少なからずペットへの制度を取り入れられているというのは喜ばしいことです。
今やペットは「家族」同然という考え方が一般的になってきて、ペットの健康と幸せが飼い主にとって非常に重要であることが認識されています。
そのため、企業がペット飼育者に対して配慮をして福利厚生制度を提供することは、従業員の生活の質を向上させ、企業の社会的責任を果たす一環にもなります。
そしてそのような考えが今後も成長し、ペットと飼い主の幸せをサポートする新たな福利厚生の導入が促進されることを期待しましょう。