猫の「譲渡会」ってどんなところ?お迎え前に知っておきたい基礎知識と守るべきマナー

猫の「譲渡会」ってどんなところ?お迎え前に知っておきたい基礎知識と守るべきマナー

猫の「譲渡会」は様々な場所で開催されていますが、参加したことのない方もいらっしゃるでしょう。本記事では猫の「譲渡会」の基礎知識と、参加する際に守らなければならないマナーについてご紹介したいと思います。

「譲渡会」の基礎知識

譲渡会中の子猫

猫の譲渡会は保護猫団体の人が主催していることが多く、保護された猫たちが新たな飼い主さんと出会うための場です。定期的に開催しているものも不定期開催のものもあります。また、保健所が主催で持ち込まれた猫の譲渡会を開催することもあります。

譲渡会に参加している猫たちはどの子も保護された子ですがその経緯は様々で、母猫に置き去りにされていたり人間に遺棄された子や虐待経験のある子、怪我や病気のため助け出された子もいるでしょう。

どの子も保護された先で人馴れのための訓練は受けていますが、猫自身の性格や過去に起きたトラウマが原因で譲渡会に出ていても初めて見る人を怖がったり、威嚇や攻撃をしてしまうことだってあります。

また、気に入った猫がその場で譲渡されるわけではなく、厳しい審査の後に「トライアル」という形で一緒に暮らしてみて相性を確かめてからの正式譲渡となります。さらに気に入った猫に応募する人が1人とは限りませんので、場合によっては競争率が高いこともあります。

そして猫を譲渡される際にはそれまでにかかった医療費やお届けにかかる交通費を負担する必要もあるでしょう。譲渡契約書にサインする必要も出てきます。

「譲渡会」で守るべきマナー

ルールの呼びかけ

猫の譲渡会に参加している猫は保護猫カフェとは違い、「触れ合いを主にしている」わけではありません。そのため、猫を怖がらせるような行為は控えましょう。

保護団体のスタッフには慣れていても、知らない人には慣れていないという子も多いため、少しでも無理をさせてしまえば体調を崩してしまう子もいるでしょう。必ず猫の負担を最小限にするように配慮した行動を心がけてあげてください。

猫は聴覚が優れている上に、見知らぬ人がたくさん訪れる慣れない場所で最大限に緊張や警戒もしています。そのため、大きな声や音で猫を驚かせることはNGですし、まだ抱っこができない猫を無理やり抱っこしようとするのも厳禁です。

譲渡会ではスタッフの指示に従い、団体の決めた独自のルールは事前にきちんと確認して守るようにしましょう。

団体によっては譲渡の条件が厳しいこともありますが、あくまでも「猫の幸せ」のために必要な条件なので、譲渡を断られたからといってその団体を批判するのはもってのほかです。

まとめ

譲渡会に参加中の猫

猫の「譲渡会」には、本当に様々な人が訪れます。猫を飼いたいと熱望する人や事前にインターネットやチラシなどで参加する猫の情報を見て希望する猫を決めている人、迎えたいと思ってはいるけれどまだ悩んでいる人などです。

どんな人でも譲渡会のマナーやルールは絶対に守らなければいけませんし、小さいお子さんと一緒に行こうと思うのであれば、猫に負担をかける行為を絶対にさせずにいられるかどうかをしっかりと考慮する必要もあるでしょう。

それでも猫と一緒に暮らしてみたいと思うなら、ペットショップやブリーダーからの購入以外の選択肢として「保護猫を迎える」ということを考えてみても良いと思います。

筆者も「過酷な環境で飼い主に恵まれなかった猫」が1匹でも多く幸せを掴んでくれることを切に願います。

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