一人暮らしで保護猫を引き取った!大変だった事や対処した事

一人暮らしで保護猫を引き取った!大変だった事や対処した事

猫をひきとる決意をした際、インターネットでいろいろな方の体験記を参考にさせていただいていました。一人暮らしで猫をひきとった方のお話が少なかったので、誰かの役に立てばと思いました

私と猫の出会い

キジトラ猫

猫のぽっけと私の出会い

ご近所さんで、「子猫を何匹か保護したが、先住猫もいたので全員飼うのは難しい、引き取り手を探している」との一報を受け、面会に行きました。

その頃、実家で18年飼っていたメスの黒猫さんとお別れしたばかりだったので、似ている子猫がいたらなぁ〜〜と思っていたのですが、そこにいたのはキジトラのオス猫!しかしそれは運命的な出会いでした。

私がぽっけを選んだ瞬間

その子猫を保護したご近所さんが、『人に懐かないので、お勧めではないのだけど…』と最後に連れてきてくれた子がわたしを見た瞬間、駆け寄ってきて抱きついてゴロゴロと懐いてきたのです。

保護した方もびっくり。それはもう運命でした。

そうと決めたら即行動!猫OKのマンションをさがし、引越し。キャットタワーと猫トイレを用意して、その子猫を迎え入れることとなったのです。

一人暮らしで猫をお迎え

こちらを見てる写真

私は一人暮らしなので、休日の早めの時間にお迎えすることにしました。初日なるべく一緒に過ごして、なにか起きた場合にも対処できるようにするためです。保護した方も、難しいようだったら、すぐに返しにきてもいいですよ、と、声をかけてくださりました。

名前はぽっけと名付けました。

新しい環境に慣れないぽっけ

生後推定4ヶ月。野外生活から広い一軒家、そして狭いマンションへと急にお引越ししたぽっけ。新しい環境におびえ、ベットの下に隠れること4時間。お水にもご飯にも手をつけません。

さみしくなったのか、急に抱きついてきて、しばらく離れなくなったぽっけ。ゴロゴロ…ゴロゴロ…保護した方からいただいてきたぽっけが好きなご飯も食べて、落ち着いたと思ったら…急に、外に出たいと大騒ぎです!!

カーテンによじ登ったり、窓に体当たりしたりと、とにかく大暴れ!どうなることかと思いました。ぽっけも泣きそう。私も泣きそう。外の空気吸わせようか悩みましたが、もうマンションで室内飼いと決めたので、心を鬼して、見守ることにしました。

ケガだけはしないようにと気をつけていましたが、カーテンに首吊り状態になった時は焦りました。目を離した隙の事故を防ぐため、しばらくの間カーテンは撤去しました。

暴れ疲れたぽっけは、私にくっついて眠りました。

ぽっけに寄生虫発見

目が覚めると、枕に2センチほどの動くそうめんのようなものが!すぐ病気に連れて行き、駆除のお薬を出していただきました。元野良猫ですから、お腹の中に寄生虫がいたようです。ノミはみかけませんでした。

生後9カ月になったぽっけ

今では約4キロの若いオス猫に成長したぽっけ。外に出たがって大騒ぎすることはもうありません。なるべくたくさん遊んであげています。室内でもたくさん運動して、楽しんでくれたら、外のことは忘れてくれるかなぁと…。たまに、外への扉を探しているようですが。

一緒に9カ月過ごして

猫じゃらしとぽっけ

実家でも、実家近くの祖母の家でもずっと猫がいて、猫生活には慣れている方ですが、家族で飼うのと、一人で飼うのは大違いでした。

病院行くのも一苦労、少しでも様子がおかしいと気になるし、気にしながら仕事に行き、心配でドキドキしながら帰宅して、無事を確認し安堵…。

フットワークの軽い友人などに慣れさせて、何かの時はお願いできるようにしたり、動物病院の先生になんでも相談したりしています。

わんちゃんに比べて、一人暮らしでも飼いやすいと言われていますが、猫ちゃんのためにも、協力してくれる身近な人が数人必要だと思います。

猫を引き取る前に、事前にまわりに声をかけて掛けてみると、意外と協力の申し出があり、ありがたかったです。

一人暮らしで猫を飼うのも大変ではありますが、参考になさってください。

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