1.あいさつをする
猫へのあいさつは、親愛の気持ちを伝えるためのコミュニケーション方法です。指をそっと猫の鼻に近づけ、飼い主さんのニオイを嗅がせてあげるだけで安心感を与えることができます。
猫へのあいさつは、朝起きた時や自宅に帰って来た時など、猫が近くに寄って来たタイミングがおすすめです。
ニオイで情報を確認する猫ですので、人からあいさつをしてくれると愛情も伝わります。猫が体をスリ寄せてきたら、優しくお尻をポンポンしてあげると喜ぶことが多いです。
2.適度なスキンシップをとる
猫はベタベタするようなコミュニケーションよりも、適度なスキンシップを好みます。愛猫に大好きな気持ちを届けたいと思ったとき、おもわず猫に密着してしまいたくなりますが、猫は自分から飼い主さんに甘えに行くほうが好きなようです。
こちらから積極的に愛情を伝えようとすると、猫の気分が違うところにあれば逆に嫌がられてしまうことも少なくありません。
甘える頻度は猫の性格にもよりますが、猫が飼い主さんと触れ合いたいと思ったら自らそばに寄ってきます。そのため、基本的には自由にさせてあげる方が、愛情が伝わるのかもしれませんね。
3.猫と一緒に真剣に遊ぶ
猫にとって遊ぶ時間は、ご飯と同じくらい楽しみにしています。猫に大好きな気持ちを届けたいと思ったら、飼い主さんが本気で遊べる時間を確保してあげましょう。
猫を遊ばせる時間は、あまり長い時間ではなく、一回に10分程度で問題ありません。
ただしこの時、おもちゃを適当に動かして遊ばせてしまったり、いじわるして獲物を捕まえさせてあげないと、猫はそのおもちゃでの遊びをつまらなく感じてしまうことも。
猫とおもちゃで遊ぶときは、獲物を捕まえるスリルや最終的に獲物を確保できた達成感を愛猫に感じさせてあげたうえで終わらせてあげましょう。
愛猫と一緒になって真剣に楽しむことができれば、猫の狩猟本能が満たされて、飼い主さんからの愛情を感じることができます。
4.たまにご褒美を与えてあげる
時々もらえる美味しいおやつや新しいおもちゃ、新品の爪とぎなどは、猫の生活に刺激を与えてくれる嬉しいプレゼントです。
猫がお手入れやお留守番を頑張った時など、タイミングをみてご褒美を与えてあげれば、愛猫を想う飼い主さんの愛情を届けることができるでしょう。
なお、このご褒美を日常的に行ってしまうと、猫にとって当たり前になってしまいますので、猫が楽しみにしていてくれるようなベストなタイミングで与えるように心掛けましょう。
まとめ
愛猫に「大好き」を届けたいと思っても、一方的な愛情になってしまえば猫に気持ちが伝わることはありません。
猫とのコミュニケーションの方法はさまざまですが、たとえどんな方法でも、猫の気持ちに寄り添うことを忘れなければ、飼い主さんの愛情をきちんと感じてもらえるでしょう。
日頃から愛猫が好きなものや望んでいることを探ってコミュニケーション方法のひとつとして取り入れることで、ごく自然なかたちで愛猫に愛情を届けることができそうですね。