猫を亡くしたときに行いたい「セルフケア」の方法5つ 悲しみから早く立ち直るために

猫を亡くしたときに行いたい「セルフケア」の方法5つ 悲しみから早く立ち直るために

最近は、猫の存在がペットから家族の一員へと変わってきています。そんな中で、愛情を注いでいた猫を亡くした悲しみからなかなか抜け出せずに、日常生活に支障をきたしてしまう飼い主さんの存在も知られるようになり、「ペットロス」という言葉が普通に聞かれるようになりました。猫を亡くした後、ペットロスに陥らないために行いたい「セルフケア」をご紹介します。

猫を亡くして暗い気持ちになるのは当然のこと

ペット霊園

突然のお別れはもちろんですが、長い闘病生活をつきっきりで看病していた飼い主さんでも、家族の一員として愛情を注いでいた愛猫を亡くしてしまうと、暗い気持ちに陥るのは当然のことです。

日頃のお世話や看病にどんなに全身全霊を傾けていたとしても、「あの時こうしていれば」「もっと良い方法があったのでは」など、後悔の念が一切湧かないという飼い主さんはおられないでしょう。

しかし、いつまでもその悲しみから抜け出せずにいると、心身に不調があらわれ、日常生活に支障をきたしてしまうペットロス症候群になってしまう場合があります。

ペットロス症候群になってしまうと、抑うつ状態、罪悪感、怒りなどの精神面の症状の他に、食欲不振、倦怠感、集中力の欠如や不眠などの症状も見られるようになってしまうため注意が必要です。

悲しみから早く立ち直ることは大事ですが、心から愛していた愛猫のことを忘れる必要はありません。愛猫の思い出をしっかりと心に残しながらも前向きな気持を取り戻せるよう、ゆっくりと自分のペースで「セルフケア」を行っていきましょう。

猫を亡くしたときに行いたい「セルフケア」の方法

愛猫の遺骨と遺影

ここからは、愛猫を亡くした飼い主さんに行っていただきたい「セルフケア」をご紹介します。無理せずゆっくりと自分のことをいたわってあげましょう。

1.供養で気持ちに区切りをつける

愛猫を亡くした場合、一般的には土葬または火葬を行います。

ある程度の土地を所有されている方は、愛猫の亡骸をそのままの状態で庭先に埋めることが可能です。それ以外の方は、自治体やペット葬儀会社などに火葬してもらい、遺骨をペット霊園などに納骨または埋骨する、ご自宅で手元供養するなどの方法を選べます。

いずれにしろ、納得できる形できちんと愛猫を供養することで、気持ちにしっかりと区切りをつけられるでしょう。地元のペット霊園などは、かかりつけの動物病院でも紹介してもらえます。

2.悲しい気持ちを封じ込めない

我が子のように愛情を注いでいた愛猫を亡くした飼い主さんは、しばらくは何をやっても悲しい気持ちから抜け出せなくて当たり前です。そんなときに悲しい気持ちを封じ込め、無理にいつも通りの生活を続ける必要はありません。

体調不良などの理由でお仕事を数日休まれるのも、一つのセルフケアです。お一人、または一緒に悲しみを共有できるご家族とともに、思いっきり愛猫の思い出に浸り、悲しみ、涙を流す時間を作りましょう。しっかり悲しむことも大切なのです。

3.無理のない範囲で愛猫の思い出話をする

愛猫を亡くした悲しみは、一朝一夕に消えるものではありません。時間が必要なのです。そのためには、いつまでも独りで閉じこもってしまわずに、できるだけご家族や友人などと会話をすると良いでしょう。

最初は単なる世間話から始め、無理のない範囲で少しずつ愛猫の思い出話をするようにしてみましょう。そして、心の中から愛猫への後悔や罪悪感を消していき、楽しかった思い出をしっかりと残しましょう。

4.なるべく体を動かす

ペットロス症候群を防ぐためのセルフケアとしては、体を動かすことも大切です。気持ちが沈んでいるときは、外に出る気にならないかもしれません。それでも朝日を浴びながら、一人で静かに散歩するとところから始めてみましょう。

徐々に気持ちが前向きになってきたら、友人などを誘って会話をしながら散歩を楽しんだり、場合によってはスポーツやレジャーなどで体を動かすと良いでしょう。体を動かすことは、メンタル面を安定させることにも役立つのです。

5.思い出を形に残す

愛猫の思い出を記憶として心の中に焼き付けることも大切ですが、目に見える、または手に取れるような形にして残すことも、ペットロスに陥らないために役立ってくれます。ご自身が得意なことを活用して、愛猫との思い出を絵や彫刻、文章などの形で残してみてください。

基本は無理せずゆっくりと

猫のことを思い出す悲しそうな女性

愛猫を亡くした飼い主さんの深い悲しみは、同じ思いをした方や、経験はなくても現在一緒に愛猫と暮らしているという方にしか共感できないでしょう。一般的には、お勤め先や取引先の方に、「愛猫が亡くなったので、供養のために有給休暇を申請したい」と言っても怪訝そうな顔をされるだけでしょう。

誰にも気持ちを話せず、場合によっては「たかが猫のために…」などと言われ、まだ深い悲しみの中にいるにも関わらず、あたかも何事もなかったかのように日々の生活を送らなければならないかもしれません。

しかし、ペットロス症候群に陥らずに元のご自身を取り戻そうとするのなら、焦りは禁物です。無理をせず、ゆっくり少しずつ笑顔を取り戻していきましょう。

まとめ

亡くなった猫の想いでに苦しむ女性

愛猫を亡くした悲しみから立ち直るための定番の方法はありません。飼い主さんと愛猫との関係は、この世で唯一無二のものであり、飼い主さんの悲しみは飼い主さんにしかわからないものだからです。

それでも少しずつゆっくりと時間をかけて、後悔や罪悪感などのマイナスの感情を薄めながら、愛猫との楽しかった思い出を心の中にしっかりと根付かせましょう。

少しずつ気持ちが前向きになってきたら、愛猫との思い出を共有できる方と楽しかった思い出をたくさん話したり、積極的に体を動かしたりしながら、精神面の安定を図りましょう。

無理に新しい猫を迎えようとしたり、もう二度と猫と一緒には暮らさないなどと意固地になる必要もありません。ご自身の気持ちに素直になることが、何よりも最大のセルフケアになることでしょう。

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